人権を名目、外国の不気味な干渉−北海道と沖縄で
目次
人権を語る人による不気味な動き
人権は大切だ。ところが、その保護の主張が日本を貶め、危険をもたらしかねない不気味な動きと連動することがある。人権を訴える活動家による、北海道と沖縄という国境地域での動きを紹介したい。
「平和と人権を愛する人」は、なぜか謎の金による名誉毀損訴訟とメディアなどを使った他人への攻撃が好きだ。これらの団体の行動について、私は以下、事実のみを示す。皆さんは自らの手で追加情報を調べてほしい。しかし触る場合は気をつけてほしい。
プーチンの北海道への介入をうながすアイヌ団体
北海道発のネット情報で、「アイヌ政策検討市民会議」という名前が頻繁に登場する。共同通信と北海道新聞が頻繁に取り上げるためだ。
この前も、自衛隊の部隊がアイヌ紋様を部隊マークに使ったところ、この団体が抗議したというニュースが出ていた。
その団体のホームページに以下のプーチンへの手紙が掲載されていた。以前から騒ぎになっていたが、ウクライナ戦争が22年2月に開戦した後で、3週間程度で削除された。(住所部分は消した)
(写真1)
この文章では、アイヌが日本に迫害を受けていると表明。そして日露の未確定の国境に関係なくクリル諸島(千島列島のこと、北方領土を含む)全体の管理をアイヌが行うこと、そして知床と千島列島の一体管理のために、ロシアが日本の主権を差し置いて協力することを求めている。
つまり、これは日本の国境を曖昧にし、ロシアが日本に干渉することを求めている。
沖縄独立をけしかける外国人
外国人の人権活動家で辛淑玉という人がいる。沖縄の地元紙の琉球新報が2015年11月の記事で、「植民地支配、清算を−日本を告発し独立目指せ」というインタビュー記事を掲載した。
(写真2)
読むと、「日本の犯罪性」、「辺野古(違法な反基地運動の続く基地の場所)は日本を歴史を変える引き金」、(沖縄に日本が行った行為を糾弾するために)「植民地行政官への告訴」などとの、現状と歴史への認識を示す。さらに「国際社会への働きかけ」つまり外国の力を使い「沖縄独立」を訴えている。
この記事は、辛氏の歴史認識が異様で、日本と沖縄、沖縄と周辺諸島の間の憎しみを煽るものだ。さらに、なぜ外国人が日本の特定地域の独立を日本で訴えるのか。また、こうした政治活動は、日本人の反感を集めるため、在日朝鮮人・韓国人にも迷惑のはずだ。その人たちこそ、この意見に批判の声をあげてほしい。
ちなみに、米国のリベラルメディアの東京特派員との意見交換で、「辛淑玉氏の主張を批判したら、私はこの人と取り巻きに攻撃をされた」と、沖縄の事情を説明したことがある。その人は日本の異様性に絶句し「なんで石井さんが個人で戦うのか。政府が動かないのか。米国で外国人が、軍事基地の妨害で騒いだり、一部地域の独立を促したら、FBIマターだ」と言われた。
上記の記事も紹介すると、これを掲載した沖縄のメディアの異常さにも驚いていた。沖縄の米軍は、米国市民でこの記者の同胞だ。その3ヶ月後に、米軍機関紙スターズ・アンド・ストライプスに、日本の米軍基地で、在日韓国人を含む外国人の動きのチェック強化の記事が掲載された。この人に「米軍に言ったのですか」と聞いたら、言葉をにごし返事をしなかった。アメリカを含めて普通の国ではジャーナリストはインテリで、愛国者だ。日本の記者は、質が怪しく、日本を敵視する変な人たちだ。
山田宏自民党参議院議員が、辛淑玉氏を含めた沖縄の反基地運動と外国人の関係について、2017年3月12日に国会で、こうした動きを把握しているかと、名前を出して質問をしている。公安調査庁は特定の監視対象の名前を出さなかったが、そうした動きを「関心を持っている。見ている」と答弁した。(山田宏議員ホームページ)
北海道でも沖縄でも、この問題で取り上げた文章の発表者たちは、自分たちの行動や発言の説明をせず、求められても無視している。そのため、この人々と広報を手伝うメディアが、何を考えているのかは不明だ。
人権を名目にした外国の侵略に注意を
以上が、表面に出ている話である。しかし、ここでは書けないことも、私は色々調べた。私の多少知るエネルギー関係でも、反原発、技術の国外持ち出し、インフラへのおかしな勢力の関与や外国の影が見える。
そして、こうした不気味な動きは相互につながっている。私の記事の登場人物は、今ネットで話題の「Colabo」とも関係しているので、検索して読者は確かめてほしい。
そして外国の侵略や戦争は「人権」を名目に行われることがある。今起きているウクライナ戦争は、迫害されたそこに住むロシア人の要請によってその安全を保護するために行なっているという理由を、ロシアは掲げている。
ちなみにFSB(ロシア対外諜報庁、ソ連KGBの後継組織)は2021年に北海道への侵攻作戦を検討していたという報道がある。(「ロシアはウクライナでなく日本攻撃を準備していた…FSB内通者のメールを本誌が入手 」)安全保障をめぐる不気味な工作が、日本に仕掛けられているのは確かだ。
中国、ロシア、北朝鮮と日本は軍事衝突をする可能性が強まっている。今は岸田文雄首相の言うとおり、「戦後最大の危機」に直面している。
日本はまだ健全で、こうした日本をおとしめる変な人たちの影響力はほとんどない。しかし一定数の協力者がいるし、外国の干渉の口実になりかねない。日本への侵略を誘いかねないこうした不気味な動きに気をつけよう。国が滅ぼされたら、侵略を受けたら、人権どころではなくなる。
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