なぜ? 農地に産廃の山=越谷市クルド人問題(上)

ジャーナリスト

(下)声を挙げると「ヘイト」と攻撃受けた-立澤市議に聞く」に続く。

(写真1)山積みとなった産廃。黄色い袋は、アスベスト用の袋の可能性(筆者撮影)

アスベストの懸念、産廃の不法投棄

記事「クルド人問題、川口市から隣接の越谷市に広がる」で紹介した埼玉県越谷市内の産廃の不法投棄の現場に7月23日に行ってきた。

問題の場所は農地の真ん中にあり、川の近くにあった。健康被害の可能性のあるアスベスト処理用の可能性がある黄色い袋が見えた。

写真はいずれも公道から撮影した、報道目的の合法かつ公益性のためのものである。この産廃の山の周囲は埃っぽく、異臭もあった。私はアスベストの懸念があるので近寄らなかった。地元の人などによると、この産廃の投棄場所に隣接し、同一の町内に解体業者の事務所、ヤード(建設や解体の資材置き場)が8件以上あるもようで、大半がクルド人経営と見られる。

これらの会社による住民への説明、コミュニケーションはほぼない。投棄現場に隣接するヤードは、外国人経営者の解体業のもののようだ。そうした人々のヤードが常にそうであるように、かなり汚れて散らかっていた。ヤードの壁の向こうで、何が行われているかは不明だ。住民の不安は高まるだろう。

(写真2)散らかる外国人経営と見られるヤード、特定を避けるために一部加工(筆者撮影)

現在この投棄場所とこれらの業者を越谷市役所が調査している。越谷市民の健康被害を止めるため、この産廃の搬入を止め、投棄した犯罪者への刑事・行政上の処分を速やかに行なってほしい。

この場所はネットで拡散されているが、私はここで言わないことにする。産廃を持ち込んだ犯人が完全に解明されていない。クルド系解体業者と産廃の関係がよくわからない。また農地で川の近くであるため、風評被害が発生して住民や地元農家の生活を混乱させたくない。

越谷市はクルド人の集住する川口市に隣接している。クルド人への批判が高まり、また川口市で2021年にヤードの設置規制条例ができた。そのために隣接の越谷市にヤードを作るクルド人がいたようだ。また問題となった地域は、さいたま市にも接している。また、この場所以外にも、クルド人経営と見られるヤードや解体業が越谷市に広がっている。

動きの鈍い、越谷市と警察

この地域では2021年下半期ごろから、在日クルド人と推定される解体業者が複数活動している。越谷市民などの調査によると、グーグルアースの映像では2021年9月時点で、この地区に産廃の山はなかった。

(写真3)解体業者の集まる場所に続く狭い農道。この狭い道をトラックが猛スピードで走り危険という(筆者撮影)

「写真3」はこの不法投棄現場に続く農道だ。この狭い道を、外国人の運転による産廃を積んだトラックが暴走しているという。住民は「スピードおとして」という掲示板を、トルコ語も併記して設置していた。

そして住民は、今年4月と6月に、道の破損の修繕や、暴走行為要望書を越谷市役所、越谷警察署に提出した。しかし警察と行政の動きは鈍い。

(写真4)暴走トラックにより破損した道路(住民の行政への要望書より)

「写真4」は4月の要望書に添付された写真だ。この農道のアスファルトを、こうしたトラックが脱輪して破損したようだ。この農道の破損は、7月時点では修繕されていたが、その費用は税金から出ている。

(写真5)外国人解体業者の迷惑行為。破損する道路、迷惑な路上駐車(住民撮影)

「写真5」は、この近辺での危険運転や路上駐車だ。住民は迷惑している。市役所は日本語の看板を出し、警察は見回りを始めた。しかし業者は無視しているという。クルド人が警察や行政の注意を無視する行為は、川口や他地域で繰り返され、ここでもそうなっている。

こうしたクルド系解体業者から周辺住民側への説明は、いつもの通りなく、行政と警察の動きの鈍さと、状況の不透明さに、住民は不安と不満を募らせている。

また、ここでは「野焼き」の疑惑がある。野焼きとは産廃などを、指定以外の場所で焼却処分することで、当然違法だ。

(写真6)越谷市某所で、23年12月23日に出た火と煙。クルド人経営と見られるヤードからだったという。(住民提供)

「写真6」は、23年12月23日の午後8時ごろ、越谷市のクルド系と見られる解体業のヤードから出た炎と煙の写真だ。異臭も出たという。周辺住民の通報で警察が動き、その後にこの地域での野焼きは止まったが、この業者が刑事罰を受けたか、実際に野焼きをしたのかどうかは公表されていない。

態度を改めず、日本人を脅すクルド人

ここにいるクルド人業者は、住民が写真撮影すると、集団で取り囲み、威嚇をして写真を消せと詰め寄るという。現地の人々からヒアリングしている市議会議員によると、周辺は高齢の農家が大半で、こうした外国人らの暴力を恐れて、直接抗議できないそうだ。

また7月に現地を視察したある埼玉県議会議員、越谷市議会議員が周辺の写真を撮影していたときも、写真や映像を消せとクルド人が取り囲んだ。彼らは、警察や議員、行政など、日本の公的機関、権威を全く無視する。

この業者の一つの関係者らしい人が、Xのアカウントを開設した。日本語は流暢で日本語話者と見られる。クルド人2世か、経営者の日本人妻であろう。しかし言葉が汚い。日本人が問題地域の写真をあげると嘘だと罵り、中には弁護士が訪問すると脅された人もいる。この産廃の山や、住民の苦悩、壊れた道路を見ても何も思わないらしい。心が壊れている。

この地区の解体業者の関係者らしい、上記とは別のクルド人が、Xで片言の日本語で「私たちとは関係ない、イラン人がずっと前にやったらしい」と書き込んでいた。彼らは、平気で嘘をつく。この問題でも、不法投棄の疑惑が出ているのに、嘘をついているのかもしれない。

ちなみに、この産廃の山の近くで解体業を経営しているクルド人は、イタリアの高級車マセラッティに乗っていた。その金はなんで稼いだのか。

倫理観が壊れ、常識のない人たちが、クルド人解体業者の中にいるようだ。廃棄物を適切に処理できないなど、解体業者としての技量も低い。このような人たちは、日本でビジネスや生活をするべきではない。

そして農村地帯だけではない。市内各所にクルド人のヤードが点在を始めている。越谷市では、川口市や蕨市のように、生活圏や市街地でのクルド人の日常生活で起こるトラブルはまだないが、この産廃のような問題に加えてトラックの危険運転などで住民の生活はおびやかされるようになっている。

テロ組織関係者が、越谷の街を散歩?

越谷市には、治水池の周りににショッピングセンターなどを集めた「越谷レイクタウン」がある。南埼玉の人を集め賑わっている。ここを散策するクルド人女性の写真がある。あるクルド人がSNSに公開した写真だ。(写真7)

(写真7)テロ組織PKK関係者の女性が写った越谷市での写真。プライバシー配慮のため顔を隠す。

平和な散歩に見えるがそうではない。左端が「日本人は醜い」という過去の発言と国際テロ組織のPKKの旗を持って東京を行進している姿を川口市民にSNS上で発見され、炎上した女性だ。彼女の夫は解体業で、クルド団体幹部で、この夫婦は高級品に囲まれたセレブ生活を自分でSNS上に公開していた。それもばらされた。

そして真ん中がクルド人の女性歌手だ。PKK支援活動でトルコで有罪となった女性だ。この歌手の今年6月のさいたま市でのコンサートの前に撮影されたもののようだ。それを知ると恐ろしい写真に見える。越谷で、国際テロ組織関係者がうろうろし、クルド人が好き勝手に活動している。

越谷市と埼玉県警の、この問題への早急な対応が求められる。住民の生活が脅かされ、広範な環境汚染、健康被害の可能性があるのだ。

(下)声を挙げると「ヘイト」と攻撃受けた-立澤市議に聞く」に続く。

石井孝明
経済記者 with ENERGY、Journal of Protect Japan 運営
ツイッター:@ishiitakaaki
メール:ishii.takaaki1@gmail.com

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1 件のコメント

  1. 和哉 より:

    地方自治体と警察のあまりの怠慢ぶりに怒りが抑えきれません。
    このまま何もせずにいるなら地元民達が独自に行動を起こす事を誰が責められるでしょうか?

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