クルド人問題、川口市から隣接の越谷市に広がる=アスベスト投棄の疑惑も

ジャーナリスト

埼玉県に集住するトルコ国籍のクルド人が住民とトラブルを起こしている問題で、クルド人の違法行為や迷惑行為による被害が川口市に隣接する越谷市に広がり始めた。トラックの危険運転、不法投棄などだ。産業廃棄物によって住民の健康被害が発生する可能性があり、警察と県と市の行政は速やかに対応する必要がある。

越谷市役所が現在、クルド人経営と推定されるヤード(資材、物資置き場)を調査しているもようだが、まだ正式発表はない。周辺住民の不安は高まっており、それらの人々の提供した写真を掲載する。

私はまだ現地に行っていない。現在、クルド人に暴力的な脅迫、また「名誉毀損だ」という民事と刑事の訴訟を受けている。身の安全を確保することを考えた上で、近く取材に行く予定だ。危険に直面する越谷市民には、写真だけもらい報道するのは心苦しい。越谷市民を孤立させないためにも、日本中からの支援の声を提供してほしい。

産廃の山、アスベスト処理の袋が写真に

(写真1)

「写真1」は越谷市民提供の今年7月撮影の画像だ。越谷市西部某所の産業廃棄物の山だ。住民の安全確保に配慮し、場所と撮影者が特定されない写真を選んだ。中東系の外国人は不法行為をしても、絶対に謝らない。それどころか、訴訟や嫌がらせをする可能性がある。ただし写真は、公道から合法の上で、撮影されているという。現地のヤードは、覆いに隠されて中がなかなか見えないそうだ。

この写真では産業廃棄物が山積みになっている。これは産廃の「保管」ではなく、「投棄」だ。ヤードでは保管は積み替えなどのため一時的にしか認められない。調べたところでは、この地域に産廃場として指定された場所はない。ただしこれらの産廃が誰によるものかは、確定されていない。

この写真の端に黄色い袋がある。これはアスベストの処理用の袋で、法定で形が決まっているものと見られる。(「写真2」は、市販されているアスベスト処理用の袋)写真を見る限り、膨らんで中に何かが入っているようだ。

アスベストは、健康被害の可能性があり、処理までに詳細な規制がされている。その袋にものが入れられて放置されているのは明らかに法令違反だ。これにさわる作業員だけではなく、周辺住民に健康被害が起きる可能性がある。処理費は高額なので、これを不法投棄すれば、産廃・解体業者は莫大な利益を得られる。

(写真2)

(記事「解体業を混乱させるクルド人=不法投棄疑惑、危険工事を止めさせよ」参照)

この場所の隣接地は、クルド系と推定される名前の経営者名を記した解体業者がヤードを持っている。また中東系の運転手のトラックがこの場所に産廃を運び入れているという。この場所の登記簿を見ると複数の日本人の所有が重なるところのようであいまいだ。またベトナム人作業員を募集する国籍不明の業者の張り紙もあるという。

この産廃とこれらの業者の関係、違法行為をしているかは不明だ。市民の健康の安全のために、早急に産廃の山を越谷市、埼玉県は状況を調査し、現状の復旧を税金を使わせずに、この産廃を置いた業者に行わさせねばならない。

過積載、「クルドカー」の危険

「写真3」「写真4」は、越谷市民の今年7月撮影の写真だ。越谷市と東川口をつなぐ佐藤橋の過積載を止めるための高さ制限の棒だ。越谷市のクルド系解体業者が何度もぶつけるのでひん曲がり、廃材らしいものが何度も引っかかっている。彼らは、廃棄物の運搬ルールを守らない。

(写真3)
(写真4)

「写真5」「写真6」も、越谷市民の7月撮影の写真だ。これは越谷市内の道の写真だ。「ゴミを捨てるな」「スピード落として」と、日本語とトルコ語で書いてある。車からのゴミ捨て、そして猛スピードのトラックが多いので、住民が看板を建てたという。車一台ようやく通れるような道を暴走している。

(写真5)
(写真6)

またこれらのヤードで働くクルド人は、越谷市から川一つ隔てた、川口市の某所にアパートを借りて歩いて通勤しているようだ。この地域の住民によると23年末から彼らの数が増え、ルールを守らないゴミ捨て、騒音、アパートの汚れなど、川口市の集住地域で起こっていることが、この地域でも発生しているという。「写真7」は、越谷市に隣接する川口市某所のゴミ捨ての状況だ。

(写真7)

生活圏での迷惑行為

越谷市では、クルド人らしい中東系の人が、スマホで盗撮したと日本人に詰め寄り、揉み合いになって、警察沙汰になる話が発生している。今年6月10日の改正入管法の施行、そして世論の批判にクルド人が苛立っているようだ。川口市など埼玉県の各所で同じ話を聞く。

ある越谷市民は、コンビニに集まる「クルドカー」のトラックを撮影しようとしたところ、クルド人が追いかけてきたので、そのコンビニのトイレに駆け込んで鍵をかけ、10分後に来た警察官に救出されたという。追いかけたクルド人は逃げてしまった。警察官はそのトラックをメモし、パトロールメモを残して帰っていっただけだった。コンビニは所有者が、立ち入り禁止などを求めないと、警察は介入できないらしい。そしてそのコンビニのフランチャイズ店のオーナーは、クルド人に困っていたが、それをしなかった。

他人の国である日本で、不法滞在の多いクルド人がこんな形で暴れることに腹がたつ。クルド人に接する人たちは注意をしてほしい。ただし不法行為の通報は積極的に行うべきだ。

これは越谷市の問題はとは別の行為だが、日本人のクルド人擁護者が川口市で迷惑行為をしている。川口市各所で「ヘイトスピーチするな」という変なシールが貼られ、街の美観を壊し、ゴミとなって住民が迷惑している。「写真8」は川口市民提供のその状況を示した写真だ。東京都知事選では落選した蓮舫候補の支持者が「R」シールをが都内各所に貼り迷惑になっている。同じ人たちの行動のようだ。川口市での違法行為が、より拡大した形で、Rシールの問題を引き起こした。クルド人問題と一緒で、被害が小さいうちにガツンと取り締まりを行い、こうしたおかしな行為を初動で潰すべきであった。放置するから被害が拡大するのだ。

(写真8)

川口市の規制で、活動が周辺部に広がる

なぜ越谷市にクルド人の活動が広がったのか。22年から川口市がヤードの設置規制をした。また昨年からクルド人批判が強まり、川口市で警察のパトロールが増え、市民の監視や批判も厳しくなった。そのために別地域で、クルド人は行動を増やしているようだ。

クルド人の行動や居住は越谷市だけではなく、川口市周辺のさいたま市南部、草加市にも広がっているという。

クルド人は、ここまで日本人への迷惑行為を批判されているにも関わらず、生活態度や行動を改めない。彼らを狙い撃ちして取り締まりを強化する必要がある。特に産廃問題では、埼玉県民が健康被害に直面する可能性がある。

越谷市は、解体・建設業のヤードについて、住宅地から離れて廃棄物を保管することなどを定めた「越谷市再生資源物の屋外保管に関する条例」を7月1日から施行している。その厳正な適用を同市と埼玉県警に求めたい。

そしてクルド人問題が広域になっている以上、埼玉県が中心になって動くべきだ。県主導で担当や組織、行政機関を横断するプロジェクトチームを立ち上げて、問題に機動的に動くべきだ。国税、警察、入管、行政が処罰に同時に動いたら悪質業者は大打撃を受ける。しかし大野元裕知事をはじめ、県の動きは鈍い。

越谷市で、また埼玉県で広がるクルド人の迷惑行為、違法行為を今すぐ止めなければならない。日本人、そして埼玉県民の安全と人権が、不法滞在の外国人によっておびやかされているのだ。

石井孝明
経済記者 with ENERGY、Journal of Protect Japan 運営
ツイッター:@ishiitakaaki
メール:ishii.takaaki1@gmail.com

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1 件のコメント

  1. 米島弁 より:

    裏を返せば、行政は在日クルドに大打撃を与える気配が見えない、ということですよね。恐らく、行政や政治から見た在日クルドは、少なくとも現時点や近未来において、国家を脅かす存在とは見ていないんだと思います。しかし、地域住民にとって、彼らの生活態度や不法行為、何かがあると大勢の仲間を集める行動様式は、身に迫った脅威です。こうした行政と地域住民の認識のズレを埋めるのが、政治家の役目だった筈なのですがねぇ。

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