和田政宗自民党参議院議員による記者石井への刑事告訴、検察は不起訴-埼玉クルド人問題で司法使う嫌がらせ、和田氏は「敗北」
和田政宗参議院議員がフリージャーナリストの私、石井孝明を脅迫と名誉毀損で刑事告訴していた事件で、東京地検がこれを不起訴にしたことが5月21日にわかった。私が、この争いで「勝利」した。「敗北」した和田氏は問題や犯罪を繰り返す在日クルド人と親密な政治家だ。埼玉クルド人問題を報道してきた私に嫌がらせ訴訟をしてきた。この結果について見解を表明すべきだ。そして彼にこれまでクルド人支援を行い、埼玉クルド人問題を混乱させたことの猛省を求めたい。

目次
和田議員クルド人から情報提供され記者石井を攻撃
不起訴処分は4月10日に行われたが、検察は被疑者に通知しない。私の依頼する弁護士が問い合わせ、明らかになった。検察は不起訴の理由を明らかにしていない。
この件では多くの皆様に応援の声をいただいた。それは東京地検に提出した。また弁護士を選任しており、それには費用がかかった。それも皆様からの寄付で出した。本当に感謝を申し上げたい。政治家の横暴を、国民の声が抑えたのだ。
和田氏は4月11日に「民事に切り替える」と言って1260万円の請求を求める民事訴訟を私に起こした。不起訴の通知が告訴人である和田氏に届いたのだろう。しかし、この事件は和田氏が「民事訴訟に切り替えたから」不起訴になったのではない。検察官が名誉毀損や脅迫の罪に該当しない、または証拠が不足していると判断したために、行われたのだろう。
被疑事実は、刑事事件にする必要がないほど、小さなことだ。和田氏は23年10月に、私と在日クルド人の男性の怒鳴り合いの録音音声の文字起こしをXに晒して、「ある人物が、外国政府と繋がっている証拠」と述べた。それは和田氏の不勉強から来る妄想であることは、以前に説明した。(参考記事「自民党和田議員、記者石井に嫌がらせ訴訟」)和田氏が訴えた部分を、より詳細に説明する。
この音声の男性は、「フェラーリ難民」というあだ名で、贅沢な生活をしている、ユーセル・マヒルジャンという在日クルド人だ。この通称マヒルは現在、5回目の難民申請を行い、偽装難民の疑いが強い。かつてクルド人の国際テロ組織PKK(クルド労働党)の旗を掲げた写真があり、その支援者と思われる。また私にかつて旅券偽造で有罪になったと前科があると述べた。
告訴の必要ない、小さな話で和田氏は大騒ぎ
このクルド人の音声をなぜか和田氏は持っていた。和田氏から、なぜ持っているのか説明はない。そんな情報を提供されるのは、クルド人とかなり親密であることを示すだろう。さらに犯罪をした、そしてテロ組織を支持する外国人と日本の国会議員の親密な関係は怖いし、和田氏に説明責任がある。そして私の了解もなく取材音声を出すことは不法行為である。
私は和田氏の投稿に、「あなたの支持者に連絡します。こんなことをすると国会に来られなくなりますよ」「この音声は犯罪者、テロ組織関係者と私の怒鳴り合いだ。なんであなたがその音声を持っているのか。関係を説明しろ」と返信した。前者は当然、選挙によって落選することを意味する。また和田氏は、マヒル以外にも、トルコ政府がテロ関係者として資産凍結措置を23年11月に行った在日クルド人2人と2回面会していることを、クルド人らのSNSで私は確認している。
すると和田氏は24年3月ごろ、前者について、暴力により国会に来られないように威嚇した「脅迫」、後者についてテロ関係者と関係があると事実無根のことを述べたという「名誉毀損」として訴えてきた。この程度の発言で、刑事事件にするのはおかしい。そもそも、選挙を念頭に国会に来れなくなると言ったことは明らかなので、脅迫は成り立たない。また和田氏がクルド人テロ組織関係者の音声を公開したのは上記の通り事実だ。
この投稿を和田氏は「看過できない」「脅迫、名誉毀損の違法行為」と連呼した。私のこの発言を、そんな大袈裟なことには誰も思わないだろう。和田氏こそ、マヒルとの関係を、私と有権者に説明すべきだ。

石井はトルコのスパイ説を和田氏は信じる?
また和田氏は「石井氏の背後関係が警察によって明らかになる」という趣旨の発言を繰り返した。私がトルコのスパイであると言いたいらしい。この中傷が、私が怒った理由だ。在日クルド人はその妄想を繰り返している。しかし私はトルコ大使館に取材を拒否されている。外国政府と関係はない。私はこれまで防諜を担当する警視庁公安部から取り調べはない。それよりも和田氏がPKKや在日クルド人との関係を、公の場で説明するべきだろう。和田氏は在日クルド人と同程度の妄想の中で生きていないか心配になる。
埼玉クルド人問題で、和田氏が私に絡んでくるのも謎だ。経緯は上記記事に書いてあるが、在日クルド人と親密な和田氏が、この問題の報道の中心になっている私に、在日クルド人と一緒になって、嫌がらせをしているように思える。実際に、在日クルド人ら11人が私に民事によるスラップ訴訟をしているが、その弁護士を紹介したのは和田氏と関係者が取材に話している。
和田氏の民事訴訟は、この不起訴になった刑事事件とほぼ同じ内容で、その意味がわからない。請求金額も1260万円と高額だ。その憎しみは異様だ。勝手な行動で和田氏は大恥をかいたが、それを逆恨みしているようだ。そしてここまで、彼がクルド人を擁護する理由がわからない。自民党内部でも、和田氏の「クルド愛」を、誰もが気味悪がっているという。
和田氏は7月の参議院選挙で改選、落選の国民の意思を
和田氏の行為は大変な問題をはらむ。国民の税金を原資とする政治資金を使い訴訟を乱発している。私以外の有権者にも訴訟恫喝をして、20人ほどをXに個人情報の開示請求をしたもようだ。さらにこれはスラップ訴訟、つまり権力者である政治家による個人や報道への司法制度を使った威圧だ。民主主義、言論の自由を破壊しかねない。

ちなみに私への訴訟は弁護士2人が連盟のため、また高額訴訟であるため、着手金だけで130万円ほどかかるだろう。また開示請求は1回8〜10万円だ。20人に請求したら150万円以上になる。300万近い金を和田氏は国民の税金を原資にする歳費や政治資金から出しているのだろうか。請求を受けた人の中には、和田氏が楠木正成一族の出身だと繰り返すことから「家系図を出せ」と言っただけの人がいる。そんなこと程度で狂乱するとは、楠木正成も「子孫」の行動を嘆くだろう。
政治家は、その政治活動では批判の存在を活動の前提とする。民主主義では、その批判者を説得することを仕事にする。真に刑事事件にするべき事案でない限り、簡単に一般人を刑事告訴、スラップ訴訟をする政党や議員は、権力を握ったら、気に入らない表現を弾圧するだろう。和田氏の考えと行動は危険だ。

和田氏はこの争いで負けた。それなのに、嫌がらせの民事訴訟を継続し、SNS上で負け惜しみのように、私への罵倒を続けている。とてもみっともない。SNSでは私を支持する声や和田議員の行動を「権力の濫用」と批判する投稿ばかりだ。ここまで多くの人がその活動を批判しているのに、かたくなに自分の行動を改めないこともおかしい。
和田氏は今年7月に、参議院選挙に再出馬する。この争いを見る限り、和田氏は見識でも、人柄でも、能力でも、国会議員の資格はない。和田氏の落選という国民の意思を示すしかない。皆さんもぜひ協力してほしい。落選運動は別に違法ではない。
そして彼は存在が、埼玉クルド人問題で迷惑だった。この私の意見に埼玉県民の多くが同意するだろう。落選させることは、この問題の解決にもつながる。
追伸・和田議員が刑事で敗北したのに、私への1260万円の民事訴訟を行なっている。刑事に加え、民事でも弁護士費用や訴訟負担がかかってしまう。読者の皆様への浄財のお願いは心苦しいが、支援をいただければ幸いだ。使い道は訴訟終了後に公開する。
SBI新生銀行本店(店番号400)
口座番号 普通 1603431 イシイタカアキ
石井孝明
経済記者 with ENERGY、Journal of Protect Japan 運営
ツイッター:@ishiitakaaki
メール:ishii.takaaki1@gmail.com
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2 件のコメント
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Mr.フェラーリから幾ら貰ってるのやら、それともPKKのバックのMSSにハニトラでも掛けられて命運握られてんのか、いやはや妄想が止まりませんね。
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密かに応援しておりました。おめでとう御座います。クルド問題の先駆者として注目しておりました。敬服いたします。1保守党員より。
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