なぜ私は #埼玉クルド人問題 に取り組んだか-「石井孝明はトルコや自民党のスパイ」説を笑う

ジャーナリスト

繰り返されるおかしな誹謗、法的対応を検討

ニュースの見出し「偽情報」(ゲッティイメージより)

埼玉クルド人問題を報道する記者である私、石井孝明について、デマを流す人たちがいる。相手をすることもばかばかしいが、一回、完全に否定をしておこう。

デマの内容は、「石井がトルコ情報機関のスパイである」とか、「自民党の指示を受けて入管法改正を妨害するために活動している」というものだ。また一連の私の報道に「金目当て」「売名」「デマ」などの悪罵が投げつけられる。

私はすでに1回、私に執拗に嫌がらせをする、川口市民を脅迫で刑事告訴している。あまりにも私への攻撃が異常である場合には、民事、刑事の法的な手段によって、私の人権、そして埼玉クルド人問題の妨害を排除するつもりだ。

スパイ説を流すクルド人、踊る自民党国会議員

私をトルコのスパイと、クルド人が接する日本人に言い続けている。そして自民党参議院議員の和田政宗氏が23年秋から私が「外国政府と繋がりがある」「トルコ大使館と接触している」と繰り返し、そのデマに乗ったようだ。和田氏はクルド人と密接なつながりのある人だ。そして私に嫌がらせ訴訟をしている。記事「自民党和田議員、記者石井に嫌がらせ訴訟-クルド人との親密関係を報じた逆恨み? #和田政宗落選運動 を」を参照いただきたい。

日本人は当然、この情報をほとんど相手にしていないどころか、クルド人と和田氏の発言を笑っている。ところがこれで騒ぐ少数の人がいる。例えば初鹿明博という立憲民主党の元衆議院議員がいる。この人は人権派を自称しているが、週刊誌に女性へのセクハラを何度も報じられ、議員辞職をした人だ。その人が「石井さんとトルコ政府の関係を知りたい」とXで騒ぎ、いわゆるネット「炎上」をした。

記者である私が、問題を報道するために、トルコ政府関係者に話を聞こうとするのは、当然の行動だ。実は私は23年夏に駐日トルコ大使館に取材を申し込んだが、その時に、クルド人問題の報道で目立ったためか、断られている。トルコ人からは、この報道をきっかけにさまざまな関係ができ、情報交換をしている。トルコはクルド人武装テロ組織PKK(クルド労働党)と内戦中で、在日クルド人はPKKと関係している形跡があり、トルコ人の関心が強い。

私とトルコ政府の関係は、10年ほど前に、同国系のモスク東京ジャーミー(渋谷区)と併設するトルコ文化センターの見学会に行っただけだ。

高級車を乗り回して「フェラーリ難民」として知られる在日クルド人Mとある問題で怒鳴り合い、その文化センターにかつて勤めていたらしいトルコ人青年がメールを送ってきた。「君たちが偽装難民と嘘をついてトルコの名誉を汚したことを怒っている」と言った。その人物は、「お前はトルコ大使館とつながっているのか」と喚き出した。在日クルド人は教育がないためか、陰謀論が大好きだ。それをきっかけに、話を広げ、私をスパイと集団で喚き始めた。恐ろしいことに、日本の国会議員である和田氏が、そのばかばかしい話に踊らされている。

性犯罪者、怪しい活動家が騒ぐ

「石井は自民党と関係がある」と、怪しげな政治活動家の菅野完氏が騒ぐ。この人も何度も性犯罪を起こし、立憲民主党との金銭的やりとりを含んだビジネスをしている。私は相手にしていないが、自分のネット番組や、「あべしね」とXでつぶやいて大炎上をした池田香代子氏のネット番組でも話していたらしい。本人がその趣旨で私にXで絡んできていたが、私は無視した。

私が埼玉クルド人問題を、最初に記者として報道した。大手メディアは今も沈黙している。その報道を始めた23年5月から、クルド人批判が広がった。その時期にクルド人の偽難民申請を規制する改正入管法が審議中だった。現在、この法律は国会で可決後に施行されている。私はそれで世論を盛り上げる工作のために活動したと主張しているらしい。菅野氏は、自分が政治勢力と金銭的なやり取りがあるため、他人の主張をそのように見ているのかもしれない。

大半の人が、この主張を相手にしていない。菅野氏の信用度の低さに加え、私は与党自民党と政府のその移民・難民管理のずさんさを強く批判している。ところがNHKの怪しいETV特集のネット投稿の解析に協力したとする成蹊大学教授の伊藤昌亮氏が、この国会審議と、あるジャーナリスト(私しかいない)の動きに関係があると匂わす推測をTBSラジオの荻上チキの番組で述べていた。この人は反政府の本ばかり書く怪しげな社会学者だ。

社会正義のため、そしてそこに事実があるから報道

23年5月に私が埼玉クルド人問題の報道を始めたのは偶然だ。その前月に「クルド人に困っている」という埼玉県民の投稿をSNSのXの投稿で知ったためだ。そこでは人権派が、被害を訴える県民を「差別だ」と罵っていた。おかしいと思って現地に行くと、クルド人が迷惑行為を繰り返すとんでもないことが起きていた。そして既存メディアは、全くそれを伝えていなかった。私は伝えるべき事実があったから、ボランティアでそれを伝えた。

当時、改正入管法に絡んでクルド人が「日本政府の政策変更で人権侵害をされるかわいそうな人々」と報道されていた。それを逆手に取って、「在日クルド人の本当の姿は全く違って、不法行為をする偽装難民が大半だ」と、印象付ける記事にした。事後的に、このクルド人問題は、日本の外国人管理政策の失敗という奥深い問題と結びついた点があることに気づいた。現在、準備不足のまま日本は移民開国をしようとしている。それを止めようとする思惑も加わった。

記者としてそこに伝えるべき事実があった。それだけの話だ。そして公正さを日本で実現させたいという正義感によるものだ。

私の報道だけではなく、埼玉県民の怒りで問題は広がった

埼玉クルド人問題がネットで始まったのは、確かに私の報道が最初だ。しかし広がったのは埼玉県民が、事実に基づいて、「おかしい」声を上げたことが主な理由だ。私の行動はきっかけの一つに過ぎない。

埼玉クルド人問題とは「不法滞在の外国人、トルコ国籍のクルド人によって、何の責任もない埼玉県に暮らす日本人が、生活の迷惑を受けて怯えて暮らしている」というシンプルな問題だ。そして解決策は「行政と警察は、彼らを取り締まれ」「不法滞在者、偽装難民は強制送還」という単純なものだ。

しかし行政・警察は動かずに問題はなかなか解決せず、話を「差別」にずらそうとする政治勢力がいる。なぜ埼玉県民を助けないのか。不思議な、そして異様な人たちだ。

私は、この問題を解決させるために、記者としてできることをしている。売名の意図はゼロではないが、それより私の不利益の方がはるかに多い。クルド人と取り巻きの日本人から脅迫、訴訟などの嫌がらせを受け、生命と身体の危険に晒されている。売名による政治家への立候補の予定もない。

私を金儲けしているという人がいる。最初の6ヶ月はボランティアで時間の負担、金銭的負担を自分で被った。その後、寄付や寄稿依頼をいただいたが、訴訟もあり、利益はそんなにない。私よりクルド人から日本人を訴える訴訟を受注している弁護士、また彼らの不法滞在を支援している行政書士、司法書士の士業、そして活動をする人権派の人々の方が、クルド人で大儲けをしている。

自分の利益にはならない。本心を言うとクルド人問題から逃げ出したいが、埼玉県民が困っているために、問題に向き合っている。

国内対立ではなく、問題解決を 「責難は成事にあらず」

また私の姿勢は事実を、埼玉県民の言うとおり伝えるということだ。意図的な嘘は、埼玉クルド人問題で一つもない。デマなど流してはいない。デマや嘘を流したら主張の正当性が失われてしまう。そしてこれは不当な批判を避けるためである。そして私は人種差別、人種への憎しみは、日本社会を腐らせると批判している。私に政治勢力、外国勢力との関係は当然ない。

私の埼玉クルド人問題をめぐる報道に誤解なきようにしていただきたい。私は表も裏もなくこの問題に向き合っている。これらのことは全部自著「埼玉クルド人問題」に書き、ネットで言っている。読者の方、埼玉クルド人問題を真面目に考え、解決したいと考える方には分かっていただいていると信じる。

「責難は成事にあらず」と言う言葉が「十二国記」と言う小説に出てくる。ヘイト、デマなどと嘘をつき、他人を責めることにエネルギーを割く人たちの行動は不思議だ。無駄な争いをやめ、悪いことをするクルド人や外国人に適切に法を執行し、日本人が安全に暮らせる日本を私たち日本人、日本に住む外国人が今創ろうではないか。これは政治的立場に関わらず、全ての人が合意できるはずだ。

石井孝明
経済記者 with ENERGY、Journal of Protect Japan 運営
ツイッター:@ishiitakaaki
メール:ishii.takaaki1@gmail.com

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2 件のコメント

  1. 浩沼静夢 より:

    5chの「クルド人情報そうごうpart3」と言うスレが消されてるようで。また少し圧力が強まってきてます。

  2. 浩沼静夢 より:

    あれ?漢字変換が上手くいかなかったようで。「総合」ですね。

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