福島めぐみ埼玉県鶴ヶ島市議、埼玉クルド人問題をめぐり記者石井に嫌がらせ訴訟

埼玉県鶴ヶ島市議会議員の福島めぐみ氏が、私石井孝明を民事裁判で５日東京地裁に220万円の損害賠償で訴えたという。この議員が自らSNSなどで明らかにした。これまでの経緯は、以下の8月4日付の記事で明らかにしている。「埼玉県鶴ヶ島市議会議員福島めぐみ氏を刑事告訴＝埼玉クルド人問題で－議会に解明を期待」

彼女は差別、女性への攻撃と、私の行動を批判したようだ。私はクルド人差別をしたことなどないし、女性への攻撃をしたこともない。違法・迷惑行為をする、または不法滞在者のクルド人と外国人に適切な法適用を求めたに過ぎない。このトラブルも、この女性による嫌がらせに対抗したものだ。根本的に間違っている。私は、戦わざるを得ない。

記者クラブへのコメント

訴状はまだ届かないが同日、東京の司法記者クラブからコメントを求められたので、まとめた。人権よりの報道を牽制する意味、また読者の皆様への説明のために、ここに掲載する。またこちらの訴訟方針の詳細は省略する。

「私は現在（8月5日時点）で、福島めぐみ氏を、埼玉県警に侮辱罪で刑事告訴しており、現在受理されそれは捜査中です。私は福島氏からこの半年で30回以上の侮辱的発言をSNSでされ、精神的に大変苦しんでおります。それを打ち消す意図のある提訴でしょう。

また福島氏は、国際テロ組織PKK（クルド労働党）や不法滞在のクルド人を支援するかのような政治活動をして、鶴ヶ島市民、埼玉県民から多くの批判を集めています。さらに税金を原資とする議員報酬によってこのような訴訟を行うのは異様です。私は彼女の行為を、私は司法を使う嫌がらせと認識しています。反訴も視野に入れ、断固戦う方針です。

ご承知のとおり福島氏は、自らの言論、政治活動で多くのトラブルを起こしています。8月4日に鶴ヶ島市議会で「福島恵美議員に対する「鶴ヶ島市議会議員」の肩書きを使用して発信することを自粛する決議」が採択されています。（資料）

司法記者クラブの皆様に置かれては、このような人物を「相手にする」だけでも、私人間の争いに巻き込まれ、所属会社とジャーナリストとしての名誉を汚しかねない問題になると思います。適切な対応をすることを希望します。」

「これが、私が批判した埼玉県鶴ヶ島市議会議員の福島めぐみ氏の写真です。これで罵り合いになりました。今年３月のネウロズで撮影され、彼女がSNSで自ら何度も拡散した写真です。彼女の頭上の赤字に赤い星が４万人の死亡に関係したテロ組織PKK（クルド労働党）の旗。三角が今、トルコ共和国が交戦しているテロ団体YPG（シリアクルド）の旗、男性の写真が今、トルコで服役中の、PKKの創始者のテロリストであるオジャランです。テロ組織を容認しているような態度です。私はこのような彼女の危険な行動を批判しただけです。」

背景事情

また記者クラブの文書に応じて、次の文章を出した。自分のPRで恥ずかしいが、既存記者はこの問題を知らない人がために強調した。

「私、石井孝明は報道機関の記者としての勤務経験を経た後、フリーランスのジャーナリストとして独立し、現在に至るまで取材・執筆活動を継続し、記者歴は約30年に及びます。フリーランスとして、自身の運営するウェブ媒体での情報発信、各種報道機関への寄稿、シンクタンクや学術団体からの委託による調査・記者活動等を通じて、幅広い言論活動を展開してきました。

23年5月以降、私は、埼玉県南部に集住するトルコ国籍のクルド人をめぐる地域的・社会的課題について、メディアがほとんど報道しない中、先駆的にボランティアでの独自取材を行っています。その内容は、地域における不法滞在者問題、居住・教育現場での摩擦、外国人支援活動をめぐる課題、ならびに出入国管理制度の運用の在り方等、重要な社会的争点を含むものであり、公的意義の高い報道活動です。

こうした私の活動は、一定の社会的評価を得るに至っており、25年7月の参議院選挙では、与党自由民主党がいわゆる「クルド人問題」への対処を公約に掲げたほか、同年５月には法務省が「不法滞在者ゼロプラン」を発表するなど、実際に政策面にも影響を及ぼしている状況です。これらの動きの背景には、私による言論活動が、当該問題の可視化と世論喚起に貢献したことが一因として存在するとの評価が広く見られます。

私が著した『埼玉クルド人問題 ─ メディアが報道しない多文化共生、移民推進の真実』（ハート出版）は、24年12月の発売以来、７月時点で発売前に既に３刷、紙書籍だけで発行部数１万5000部以上を記録し、書籍市場における異例のベストセラーとなっています。

Amazon売れ筋ランキングでは一般書籍部門で最高21位を記録し、「在日外国人・残留孤児」カテゴリーでは７ヶ月連続で１位を維持しており、当該問題に対する社会の関心の高さを示すものです。

もっとも、こうした報道内容は、クルド人支援活動に従事する一部関係者らにとっては不都合な内容を含むものであり、それに反発する言論や抗議行動も散見されます。私は嫌がらせ訴訟を3件、元政治家の和田政宗氏、クルド人、日本人に受けています。またクルド人、周辺の日本人から殺害を含めた脅迫を受けており、クルド人１人が脅迫で逮捕されています。

福島氏もまた、当該支援活動に関与する人物であり、私の活動に対して敵意を抱き、継続的に妨害的行動に及んできたものです。本件訴訟の背景にも、かかる事情があると推察されます。」

支援のお願い

私はこのような状況にある。今後、鶴ヶ島市議会、同市市民に情報を提供する予定だ。埼玉クルド人問題をめぐる報道は、こうした攻撃をクルド人、取り巻きにされるため、まったく個人では報われない。しかし、私は問題から逃げなかった。問題解決のため、ぜひ埼玉で苦しむ日本人のために共闘してほしい。国民の皆様、埼玉県民の支援で乗り越え、勝利したい。ぜひおかしいと声を挙げてほしい。私が潰されれば埼玉におけるクルド人問題・外国人問題の解決で声を上げられない状況ができてしまうだろう。

また金銭的支援もいただけるとありがたい。福島議員は税金を原資とする政治資金を使って、私を訴えられる。私はたいして収入のないフリーランスのジャーナリスト。こうした訴訟で、仕事が止まり、金銭的な損害を得ている。福島氏と取り巻きは、それが狙いだろう。読者の皆様への浄財のお願いは心苦しいが、宜しければ支援をお願いしたい。使い道は訴訟終了後に公開する。

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石井孝明
経済記者 with ENERGY、Journal of Protect Japan 運営
ツイッター：@ishiitakaaki
メール：ishii.takaaki1@gmail.com

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