「盗撮だ」いらだつクルド人が暴力ー埼玉県、外人が暴れる「楽しい日本」

ジャーナリスト

クルド人と私の怒鳴り合い

「なんで日本にいて、日本人にいばるのだ。日本にいるなら日本のルールに従え」。

私は髭だらけの中東系の顔の作業服の男たちに怒鳴っていた。ここは埼玉県内のある場所の産業廃棄物業者の資材置き場(ヤードと呼ばれる)で、2025年1月に起きたトラブルの光景だ。冷静であるべき記者が激昂することを描写するのは恥ずかしいが、状況を説明したい。

(写真1)クルド人のヤードが埼玉県南部の各所にできて、日本人が立ち入れない雰囲気になっている。ここは川口市赤柴新田のクルド人ヤードの集積地。私のトラブルのあった場所ではないが、似ている

私は埼玉クルド人問題を最初に報道した。そのために県民から、この問題の大量の情報提供がある。「ある学校の近くでトラックが頻繁に出入りし、騒音もひどい産廃のヤードがある。中東系の男たちが出入りしている。子供達や周辺住民が怖がり、危険なのでなんとかしてほしい」。学校に通う親から連絡があった。

これをおかしいと思い、ある県民の車に乗って取材に行った。事前に調べると日本人の経営者名の産業廃棄物業者のヤードだった。地元の業者によると、聞いたことのない、新しくできた会社だという。

入り口からのぞくと、ヤードの中には産廃が積まれ、前の道はひび割れて痛んでいた。産廃は処理場で処理されなければならず、詰め込みしか許されないので、保管は違法の可能性が高い。過積載トラックの通行量が激しく、道路が傷んだのだろう。そして私は公道から撮影した。当然、何の違法な行為もしていない。

写真を嫌がるクルド人

すると中東系の人が2-3人中から出てきて、「撮影するな」「なんで撮るんだ」「警察呼んだ。動くな」と怒鳴り、私の乗っていた車の写真を撮った。監視カメラで外を警戒していたらしい。私はクルド人報道で顔が知られてしまったので、「あんたはイシイか」とも言っていた。私は気が強いので、言い返した。それが冒頭の言葉だ。

クルド人によるナイフを使った傷害、殺人事件が埼玉で発生している。相手が暴力を白昼に振るう可能性は少ないと思ったが警戒しながら車の中に入り、運転する県民に、この場を立ち去るように求めた。しかし、その人は車のナンバーを撮影されたので、警察を待つと言って、その場にとどまることになった。

待つこと20分、埼玉県警のパトカーがやってきた。6人ほどの警察官が乗ってきた。一方で、クルド人はクルド人を集めた。私の取材したことのある、埼玉にいるトルコ国籍のクルド人の顔役、外国の高級車を乗り回して批判を集める、日本語の上手な通称「フェラーリ難民」もやってきた。そのために、この男たちがクルド人であると最終確認ができた。

トラブルが日本人とクルド人と発生すると、埼玉では私の経験と同じようなパターンになる。クルド人が日本人に怒鳴り散らして威嚇し、仲間を集め、警察を恐れないどころか利用して守ってもらおうとする。私はこの他にも、ヤードの取材で1回似たように、クルド人に囲まれそうになったことを経験している。私は気が強いし、大柄の男なので面と向かって言い返す。しかし日本の一般の人には、異国の男たちにそのように迫られたら、大変なショックと恐怖を受けるだろう。

「警察は日本人を助けないのか」

警察は私たちとクルド人を引き離し、それぞれから事情を聞いた。そこで奇妙な経験をした。私は警官に事情を説明し、「彼らは不法就労かもしれないし、(産廃の山とひび割れた道路を指差して)違法行為を多分やっている。今すぐ調べてください」と言った。すると、警察官は「あなたが決めることではありません。あなたは専門家ではないし、違法合法を判断できるのですか」と言った。敵意がある言い方ではないが、やる気のなさを感じた。

私は少し腹が立ち、「警察は日本人を助けないのか。どっちの味方だ。犯罪が目の前にあるのに、捜査しないのか」と、怒鳴った。警官は黙った。

そして何人かは不明だが、東アジア系の顔をした人物がやってきた。この会社の役員だとは言ったが、名前は名乗らなかった。警察はその人物の要求を伝えた。全部写真を削除し、この場所を報道するな。でなければ同乗者も含めて民事訴訟で訴えるというものだった。何も違法行為はしていないが、同乗者が巻き込まれるのは困るので、場所と会社名は伝えないが報道はする、クルド人たちの携帯からも、こちらの写真、車のナンバーを消してほしいという条件を示した。先方はそれを認め、私は引いた。

その人物に、「産廃が積まれ、道路が壊れ、危険運転で周辺の人が迷惑しています。やめてください」と言った。その人物は「だったら警察と行政に言ってください」と言った。その数分前に、警官のやる気のなさに怒鳴った私は、その返事を奇妙に感じた。さらに外国人を利用して儲けている日本人がいるし、そのような人が悪いことをしても警察は捕まえない。外国人の働く建設業、産廃業の違法行為の問題は、永遠に問題は解決しそうにない。

警察は「外国人に謝れ」と説得

このトラブルについては、このヤードのある市、埼玉県に地方議員を通じて連絡した。ヤードに県と警察による調査は行われたが、具体的な摘発があったという情報はまだない。争いはこれで終わった。しかし私は何もしていないのに、不愉快な結末だった。

同じような事件があった。埼玉県の川口市内で、クルド人解体業のヤードが集まる場所がある。24年の春に犬の散歩をしていた近くに住む日本人女性がヤードの近くでスマホを取り出すと、数人のクルド人男性が「盗撮しているのか。スマホを出せ」と囲んだ。中東の男たちは、女性にも配慮しない傾向がある。その女性が県警を呼ぶと、私の時と同じように、クルド人とその女性の間に入り、警察は女性に「めんどうくさい人たちなので謝ってしまいなさい」と説得したという。クルド人に囲まれ、警察に事情を聞かれ、路上で1時間ほど動けなくなった後だった。女性は仕方なくそうした。

しかし、その人は市議会と県議会の議員に言った。それで私もこの事件を知ることになった。議員らも問題視して警察に聞いたが、県警は「適切に対応した」と繰り返すだけだった。

中指を日本人に立て、威嚇するクルド人家族

別の事件もある。川口市のショッピングモールで25年の3月にスマホを見ていた人(男女不明)が、いきなり30代のクルド人らしい男に「俺の写真を撮ったな。ぶっ殺すぞ」と日本語で怒鳴られ、顔を近づけられた。その人は驚いて何も言えなかったという。それは当然だ。そのようなことをされたら、普通は萎縮する。そして、この人は盗撮などしていない。

するとクルド人は去っていった。その人は、その後ろ姿を撮影した。後ろ姿で中指を立てていた。その時に気づいたが、この男は家族連れだった。隣にいた妻らしい女性は何もせず、10歳前後の娘らしい少女は背中に手を回して中指を後ろに立てていた。中指を立てる行為は、世界共通で、相手を侮辱する行為だ。

(写真2)日本人を怒鳴り、中指を立てて威嚇するクルド人家族、25年2月、住民提供
(写真3)日本人に中指を立てる10歳ぐらいのクルド人少女

夫もおかしいが、それに同調する妻も、娘もおかしい。このような日本人からは想像をできない、おかしな感覚のクルド人たちが日本人の隣人として川口に集住している。少女は、異国で、おかしな親から、躾(しつけ)も受けずに成長する。まともな人生を歩めるとは思えない。

その人は悔しかったのか、私に写真を公開してくれと、メールをしてきた。川口市民は、近くに粗暴なクルド人や、その協力者の日本人が住んでいるので、身元が特定されるのを恐れる。そうした情報の公開は私が恨まれてしまうが、私は記者という仕事であり、また埼玉県民のために報道しているので、それを公表した。

日本とトルコに広がる警戒感

私はそれを日本語と、翻訳機を使いトルコ語で、SNSのXに公開した。日本における外国人の問題行為を明らかにすることは公益性があると思ったからだ。すると閲覧数は日本語の投稿で閲覧数800万ビュー、トルコ語で300万ビューとなった。クルド人による同じような威嚇の経験をし、不愉快に思ったという埼玉県民、トルコ人の声も多かった。トルコでも一部のクルド人は、粗暴な行為を繰り返している。

私は、写真を提供した被害者に、この親子を侮辱罪と脅迫罪で警察に訴えてはどうかと返事をした。このクルド人の男の行動は明らかにそれに当てはまる。またクルド人の多くは正規の滞在資格を持っていない。そのために、刑事罰を受ければ、それが取り消される可能性が高くなる。埼玉県警は頼りないが、やってみる意味はあると思った。しかし、この写真提供者から返事はなかった。

最近は批判が強まって、クルド人がいらだっている。日本人がスマホを持っていると、クルド人が「盗撮しただろう」と詰め寄り、警察を呼ぶ、スマホを取り上げようというトラブルがこの1年ほど繰り返されている。多発している。警察は「中立」という立場に立って、クルド人を取り締まらない。警察の対応が似ているのは、マニュアルや逃げろという上層部の指示でもあるのだろうか。

頼りない行政と警察、外国人に無策な「楽しい日本」

確かにクルド人を撮影する日本人はいて、そこに人権侵害行為はあるかもしれない。しかし警察がクルド人や外国人の取り締まりをしない以上、撮影は住民の証拠集めとして自衛の側面もある。

クルド人が見境なしに、埼玉県民を威嚇するのは異様な状況だ。埼玉県南部では、県民の間に、「埼玉県警は日本人を守らない」「クルド人は異様だ」という評価が広がり定着しつつある。私の事件でも、前述の川口市民の事件でも、警察がクルド人に「使われている」。これはそれぞれの警察官にとっても、自分の望む仕事ではないだろう。

そして日本全国で、外国人犯罪が取り締まられれていない不満が、高まっている。これはクルド人だけではなく、他の外国人に対しても、行政、警察の態度は生ぬるい。埼玉県警は特に、萎縮の程度がひどいようだ。しかし、他の自治体警察でも、同じような一般住民の不満が広がっている。

日本人が日本で、外国人によって、日常生活の中で脅される。そして怯えながら暮らしている。クルド人の場合には、大半が不法滞在者・偽装難民の疑いがある。こんなことが許されてよいのだろうか。

これが、外国人が大量に住む「新しい日本」「楽しい日本」(石破内閣のスローガン)だ。

石井孝明
経済記者 with ENERGY、Journal of Protect Japan 運営
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2 件のコメント

  1. 浩沼静夢 より:

    クルド人の執筆者が日本人の目が届きにくいトルコで好き勝手な事を書き殴って日本を貶める著書「カリホーメン」への反論記事を書いて頂けませんでしょうか?何卒宜しくお願い申し上げます。

  2. 一小市民 より:

    クルド人と言う生き物を端的に示す記事を見付けました。
    https://anond.hatelabo.jp/20241207205156

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