「クルドの祝祭ではなくテロ組織PKKのイベントか?」-埼玉のネウロズをトルコ人分析(上)
埼玉県に集住するトルコ国籍のクルド人が3月23日に埼玉県営の秋ヶ瀬公園(さいたま市)で春の祭り「ネウロズ」を開催した。その映像を治安問題に詳しいトルコ人らに見せると「伝統的なクルド人の祝祭ではない。テロ組織PKK(クルド労働党)のイベントに見える」とそろって述べた。
これは日本のメディアがやらない取材、伝えない情報だ。日本で外国のテロ組織が活動し、それを埼玉県が認め、支える日本人がいる。この異様な事実を指摘して、日本国民、埼玉県民に注意を喚起し、テロ支援の動きを止めたい。


目次
「気をつけろ。PKKが日本でも活動」
まず結論を述べる。治安問題に詳しいトルコ人らは、この埼玉のネウロズを「クルドの伝統の祭りには見えない。1980年代にPKKが作ったイベントと同じに見える」と語った。
「PKKの政治戦術は「PKKと関係ない」と言いながら、関係組織にPKKの存在を誇示するイベントを行わせ、露出させ、存在感を高めていく。トルコ国内でも、移民先の欧米諸国でもそうだ。日本でもこのネウロズを見ると、同じことが行われている。気をつけろ」と述べた。
私が「そんなことをしたらクルド人が日本人に嫌われる。それでもやるのか」と指摘した。するとトルコ人は「PKKは日本人のことも、在日クルド人の幸せも、日本人とクルド人の共生も全く考えないだろう。存在感が高まり、在日クルド人からの献金が増えればいいだけだ。在日クルド人は、教育を受けていない田舎者が多いようなので、大半はPKKの怖さを知らずに利用されていると思う。ただし、この動きのコア(核)の部分にはPKK本体から指示を受けている工作員がいるかもしれない。日本にPKKが拠点を作りつつあるのではないか」との考えを示した。
トルコ人の発言は下で詳述する。
反対を押し切り、埼玉県が場所を貸す
このネウロズは、中東の人々が、春分の日前後に行う祭りだ。しかしトルコでは、同国内に約1500万人のクルド人がいる。その中のごく少数で構成されるテロ組織PKKが、クルド民族主義を鼓舞するイベントにしている。
PKKはマルクス・レーニン主義を掲げ、クルド人国家のトルコからの分離独立を目指す。1980年代からトルコで武装闘争を行い、これまで同国民に4万人の死者が出た。現在は欧州の麻薬密売ルートで影響力がある。また各国の移民・難民を支持母体にしている。危険な団体だ。

日本でも20年ほど前から、在日クルド人は埼玉県内でネウロズを祝っていた。私の調査で2022年までは次のような異様な状況だった。PKKと関連軍事組織、創始者オジャランを描く旗が掲げられ、「トルコ兵を殺せ」という趣旨の歌の合唱や「党に忠誠を」などスローガンの連呼が行われた。トルコからの分離独立の政治演説が行われ、PKKと指導者オジャランへの忠誠の誓いが唱和され、PKK関連グッズが売られていた。またクルドの神話の紹介や、火を崇めるゾロアスター教の伝統から焚き火が行われていた。(県営施設での火の使用が止められ25年には行われなかったようだ。)イスラム教国のトルコと、クルド人は別だということを示したいらしい。
日本のメディアは愚かにもそうした行動の問題を知らず、言葉も分からないために、奇妙な行動をしてきた。「トルコで迫害され、日本に難民としてやってきた気の毒なクルド人が伝統的な春の祭りを行った。エキゾチックだ」と報道してきた。在日クルド人の大半は、偽装難民・不法移民である可能性が高いのに、彼らの主張をそのまま垂れ流した。
24年のネウロズ前に私が問題を調査し報道すると、社会的に騒ぎになった。参議院でNHK党の浜田聡議員24年4月に、このイベントの存在を治安機関は把握しているか、PKKは日本に存在しているのか、またNHKはなぜ報道したのかを聞いた。公安調査庁は、ネウロズ開催の事実は把握しているが、PKKが日本で活動しているかどうかについては明言しなかった。NHKは「適切に報道している」と国会で答弁したが、25年にはイベントを報道しなかった。
私は24年の初頭に、秋ヶ瀬公園を管理する埼玉県公園緑地協会に、過去の写真と説明文書を郵送し、電話連絡して、ネウロズを開催しないことを求めた。同協会は当初、中止をするようなことを言っていたが、突如、政治主張をしないことを条件に昨年は会場を貸し出してしまった。
今年も事前に埼玉県民の批判が集まった。埼玉県議会議員の諸井真英氏(羽生市)、高木功介氏(さいたま市浦和区)が県民の懸念を伝えたのに、県は開催を認めた。ここまで県がクルド人をかばうのは異様だ。県トップの大野元裕埼玉県知事の意向かもしれない。
PKKのマーク、戦闘服をきたクルド人が闊歩
私はクルド人と取り巻き日本人に憎まれており、トラブルになるので、このネウロズに行かなかった。しかし参加した複数の日本人によると、以下のような問題行動があった。
▶︎論点1。この祭りの主催者は、日本クルド文化協会(埼玉県川口市)だった。この団体は、2023年11月にテロリスト関係団体とトルコ共和国政府に指定され、資産凍結措置を受けている。私はこの団体とその幹部らに民事と刑事で嫌がらせ訴訟を受けている。また他の日本人にも訴訟をするなど、日本人に攻撃的だ。
▶︎論点2。PKKや関連軍事組織のマークと説明が、入り口に示されていた。かつてそれらの旗が会場に乱立していたが、今回は県が指導したのか、会場内にはなかった。

▶︎論点3。PKKの戦闘服を着る男がいた。これは民族衣装とクルド人と取り巻き日本人が主張しているが嘘だ。(下で説明)女たちは、貴金属をつけ、中東風の衣装をつけていた。これも本国のトルコ人によると、「クルド人らしくない服」だという。

おかしな日本人がテロ組織を支援
▶︎論点4。クルド人を批判する日本人やユーチューバーが来場した。その人たちを、クルド人に協力する日本人が取り囲んで威嚇し、入場を止めた。私は、わざわざこの場に来て争いを起こす人を批判する。しかしテロ組織を称えるイベントを、日本人が守るのも異様と思う。
その中には、クルド人に娘が嫁いで、家族でビジネスをしている日本人などクルド人の関係者がいた。その人はジャーナリストを暴行し、今その人は警察に刑事告発を相談している。また左派のイベント、保守系政治家の選挙妨害で頻繁に登場する活動家がいた。現地に行った人によると、極左暴力集団の中核派の活動家、しばき隊という選挙妨害を繰り返す極左暴力集団、神奈川県川崎市で在日朝鮮・韓国人を擁護する活動家、名古屋にいる極左活動家、地元の日本共産党とれいわ新選組関係者がいたという。左翼文化人も数人いた。
ただし昨年までいた立憲民主党、日本共産党の政治家の姿はなかったという。クルド人の評判が悪いので、逃げ出したのかもしれない。また昨年まではクルド人が警備していたが、今回は日本人が大半だった。
ちなみにこのイベントは埼玉県のNPOがそれまで支援してきた。その人たちの話を間接的に聞いたが、「左の人たちが勝手に来て警備した。私たちはよく分からない」と述べていたという。どうも極左、人権活動家が、クルド人そっちのけで、イベントに介入したもようだ。
▶︎論点5。一部メディアはネウロズを賛美した、「クルド人が最も大切にする春祭り」で市民と反対グループが激しく口論 さいたまの公園で「ネウロズ」開催」(東京新聞、3月24日記事)などと好意的に伝えた。
ただし、これまで熱心に伝えてきた朝日新聞、NHKなどは大きく取り上げなかった。元々、読売新聞はこの問題をほとんど伝えない。クルド人問題のおかしさに気づき、一部メディアはこの問題から逃げ出したようだ。これだけ批判されているのに、今でもクルド人を擁護している人やメディアは、頭がおかしいとしか思えない。
(下に続く。月曜日31日配信予定)
石井孝明
経済記者 with ENERGY、Journal of Protect Japan 運営
ツイッター:@ishiitakaaki
メール:ishii.takaaki1@gmail.com
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「カリホーメン」の原語版記事を見つけたので貼っておきます。
https://kurdistan-au-feminin.fr/2025/03/28/karihomen-kurde-au-japon/
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