クルド系テロ組織関係者のコンサート中止-埼玉県の異常な支援を世論で止める

ジャーナリスト

(写真1)日本クルド文化協会(Googleマップより、埼玉県川口市)。ここで示されたように、この文化協会の前には、ここに映るトラックなど、常にクルド人の違法駐車が行われている。

日本クルド文化協会(埼玉県川口市)は、埼玉会館(さいたま市浦和区)で24日に開催を予定していたクルド人歌手セイダ・ペリンチェク(Seyda Perinçek)のコンサートを延期した。同会館に23日午後に連絡があった。この歌手が日本に入国できなかった。

クルド人歌手を日本が入国拒否、許可なくコンサートか?

この歌手は、クルド系テロ組織PKKの支援を公言し、トルコでテロ支援容疑で逮捕歴があり、ドイツに亡命中だ。また同協会は、トルコ政府によって、テロ関係組織として23年11月に認定され、資産凍結措置を受けている。埼玉会館は埼玉県の県営施設だ。このコンサートによって、埼玉県民の共有財産である公共施設をクルド系テロ関係者が使い、収益を出す可能性があった。そのことに多くの人から懸念と批判が出ていた。

それが止まり、県民など多くの人が安堵した。これを機にテロ活動を容認する埼玉県の異様な行動を世論の力でやめさせなければならない。(私の記事「クルド系テロ組織の関係団体が、県立埼玉会館で「3回目」コンサート-県がテロを支援?」)

埼玉新聞という、クルド人ベッタリの報道を続けて、埼玉県民から不信を持たれている、地元の小さな新聞がある。その新聞が、以下の内容の記事を出した。(「クルド人歌手、入国拒否…埼玉会館で開催予定、コンサートが中止に」)

私はこの団体に名誉毀損であると、嫌がらせの民事訴訟を受けており、対立関係があるために取材はしていない。

記事によると、上記の歌手は22日夕に飛行機で成田空港に到着したが、同日夜に入国を拒否された。男性は昨年、亡命先のドイツの日本大使館に対しコンサートに出演する目的で来日することを伝えていた。

同協会は23日、詳しい経緯などは調査中とした上で、「男性はこれまで、米国やカナダなどでコンサートに出演しているが、このような対応を受けたことはないと聞いている。この対応は(主催者として)恥ずかしく悲しい」とした。埼玉新聞は経緯について、出入国在留管理庁(入管)に電話取材を試みたが、応答はなかった。

つまり埼玉県は異様な行動をしたが、入管が機能し、テロ組織のコンサートが止まったわけだ。

犯罪行為、テロ組織を助ける埼玉県

私は、この来日歌手がテロ組織PKK関係者であることを1ヶ月前に初めて報じた。当然騒ぎになり、埼玉会館にはこの1ヶ月で約180件の抗議電話があった。一方で10件ほどしかクルド人への擁護はなかったと言う。会館には中止の連絡が23日に日本クルド文化協会から入った。県には使用料は払われるが、クルド人側からの中止の申し出のために損害賠償の請求はないと見られる。

私はビザの問題について、2週間前に埼玉県また埼玉会館にこの問題の電話を取材した際に、「どのような種類のビザか調べるべきだ。テロで逮捕歴があるなら、興行ビザは出ずらいはずだ」と話した。21日に再び取材したところ、私の影響かはわからないが、埼玉会館は主催者に聞いて「観光ビザで来日する」と述べた。

私は入国管理の法律に詳しくないが、興行ビザなしでコンサートなどをやったら、違法となる可能性が高い。埼玉会館の返事に私は呆れた。埼玉会館は委託管理者の埼玉県芸術文化振興財団が運営している。「公的団体が違法行為を助長するのでしょうか。入管に問い合わせてほしい」と述べた。埼玉会館は何もしなかったようだ。同会館、同財団、それに運営を委託する埼玉県の行動は異常で、頼りない。犯罪行為やテロ組織を助けている。この行動の理由の意図は不明だ。

違法行為を繰り返すクルド人、共生の意思なし

在日クルド人の特徴として、日本への遵法意識と感謝が常になく、行動に常識がない。興行ビザなしでコンサートをする今回の騒動も、その異様さの表れだろう。また上記記事では、「恥ずかしい」などという日本を批判する言葉を使った。入国の是非はそれぞれの国の主権に基づくもので、日本に世話になっているクルド人が受け入れ国日本に言うべき言葉ではない。

また過去に確認できるだけで、この協会は今回も含め5回クルド人歌手を招致している。そのうち3回を埼玉会館は開催を認めた。それも興行ビザが取得されていたかは不明だ。

クルド人は不法滞在者、偽装難民が多い。それなのに迷惑行為を繰り返している。今回の騒動でも、日本でテロ組織関係者のコンサートを行うなど許されない行為で、彼らに日本人との共生の意思がないと受け止めてしまう。

安易に外国人に施設を貸す危険

ところが問題はまだ続きそうだ。同協会の理事長という解体業のワッカス・シカンは、23日、これは中止ではなく延期であるとSNSで述べ、再びコンサートを開く意向を示した。この人物は、トルコ政府にテロ組織関係者と認定されて、資産凍結措置を受けている。

この人物はさらにSNSで今年3月20日に、クルド人の初の祭りネウロズを埼玉県営の秋ヶ瀬公園で開くと述べた。この祭りでは、過去にPKKの旗が飾られていた。昨年から、県民の批判で飾られなくなった。しかし個々のクルド人は、その旗を持ってきていた。

(写真2)2024年にさいたま市内で行われたネウロズの映像からのキャプチャー。クルド人らしい男が仮面で顔を隠し、PKKの旗を身にまとっている。

クルド人はこのようにテロ組織の支援を続け、日本人に挑発的、敵対的な行為をしている。昨年、埼玉県とここを管理する埼玉県公園協会は、昨年この公園を貸してしまった。批判を受けたのに、また今年も貸す。

埼玉県の異常な行為を世論が止めよう

埼玉県民の多くは、クルド人の迷惑行為に怒り、「もう共生は無理だ」と認識している。ところが、埼玉県が県民を裏切り、クルド人、そしてテロ組織PKKを支援するような行為を重ねる。

24日右派勢力が埼玉会館の前に集まって抗議を行い、それに対抗する極左も集まって騒然となった。このような争いを、埼玉県は県内に県自らが持ち込んでいる。

私はXでこの事実を翻訳ソフトを使ってトルコ語、英語で発信し続けており、PKKと戦っているトルコ国民は多くの関心を示している。埼玉県の一連の対応は、トルコとの国際問題を引き起こしかねない。

テロ組織PKKや不法移民・偽装難民を支援する異様な埼玉県の行動を、日本国民の正当な批判で止めなければならない。

石井孝明
経済記者 with ENERGY、Journal of Protect Japan 運営
ツイッター:@ishiitakaaki
メール:ishii.takaaki1@gmail.com

Amazonの販売ページはこちら

ニュースレター、「日本の国益を考える経済ニュース解説-記者・石井孝明と共に」を始めました。ぜひ登録ください。

ご支援のお願い

4 件のコメント

  1. 浩沼静夢 より:

    翻訳して海外へ発信・・・素晴らしいです!!そう言う戦い方も有るんですね。

  2. 米島弁 より:

    今春も秋ヶ瀬公園でネウロズを行う意向とのことですが、このサイトの読者の方々は、平成29年度以降(?)、蕨市がネウロズの会場として蕨市民公園の利用を許可していないことをご存知でしょうか?敢えてサラッと書きましたが、興味のある方は、その頃の蕨市議会の議事録を検索してみて下さい。

    • 一小市民 より:

      公園側が市を通さず勝手に許可を出していると?だとしたら大問題ですね。

  3. 一小市民 より:

    読み間違えました!許可されてないのは蕨市民公園で今やってるのは秋ヶ瀬公園ですね。

コメントを残す

YouTube

石井孝明の運営サイト

ランキング

  • 24時間
  • 週間
  • 月間

最近のコメント

過去の記事