クルド人、浦和レッズの試合で騒ぐ(上)-「人種差別チーム」と暴言、Jリーグを守れ

ジャーナリスト

埼玉スタジアムで3月2日に行われたサッカーJリーグの浦和レッズ対柏レイソル戦で、開始直前に在日クルド人の集団が騒ぐ事件があった。ホームチームのレッズとサポーターの適切な対応で、大きなトラブルとならなかった。日本のサッカー文化の健全さを示す関係者の冷静な行動を記事で知ってほしい。そしてサッカーやスポーツを愛する日本人は、政治騒乱にサッカーを巻き込もうとする日本と外国の奇妙な集団から、浦和レッズとJリーグを守ってほしい。 (上下2回)(下・「サッカー利用して政治活動の疑い」)

(写真1)

(写真1)

事件の概要1-クルド人が旗を勝手に振る

浦和レッズ、サポーターを、人種差別したと批判する日本人の変な勢力がいるが、それは間違いだ。クルド人側が自分勝手な行動をして、サッカーの場を使い自分の政治主張をしようと試み、それをルールに基づいてレッズ側が止めたのが、この事件だ。

トルコ国籍のクルド人は、多くは偽装難民の形で埼玉南部に集住し、違法行為などで日本人に迷惑をかけている。今度はスポーツ観戦の面でもトラブルを起こした。

「写真1」は3月2日日曜日の埼玉スタジアムのレッズファンが集まる北ゴール裏の遠景だ。チームカラーの赤でスタジアムが染まった。これは観客が提供したもので、一部の顔は隠した。この日の観客は、約5万人だった。

「写真2」はインスタグラムに、在日クルド人が一時掲載した写真だ。川口市のクルド人少年のサッカーチームのFCクルドの緑色の旗を掲げようとしている。旗の真ん中は音楽のタイトルの名前で消されている。チームのロゴが入っているためらしい。真ん中の「TE EZ KAL KiRiM」とはクルド人歌手の歌の名前で、翻訳ソフトによると「私はあなたを心配させた」という意味だ。曲名に意図はあるのかはわからない。

(写真2)

クルド人は国を持たない民族だ。FCクルドのユニウォームや旗は黄、赤、緑で構成される。意味は省略するが、これは存在しないクルドの国の旗「写真3」を象徴するもので、トルコのクルド系テロ組織PKK(クルド労働党)の旗「写真4」もこの3色が使われる。中東問題を知る人が見れば、こうしたユニフォームを着て、旗を掲げる行為は、国を持たないクルド人が独立や存在を主張する政治的意味を持つ行為と認識する。

(写真3)
(写真4)

ちなみに「写真2」の引用は、違法ではないと私は認識している。これはクルド人が、誰もがアクセスできるSNSに自ら掲載したものだ。さらに日本の著作権法では41条で、報道、公益、目的の利用の場合の例外を認めている。これの記事は公益性のある報道だ。

埼玉スタジアムも、浦和レッズも、許可なしに旗を掲げることを禁止している。サッカーの試合では、世界のどこでもあるチームのサポーターの集まっているところで、別チームの旗を振らないし、別チームのユニフォームなど着ない。大変無礼な行為だし、日本以外ではサッカー観戦のマナーが悪く、サポーターは乱暴なので、乱闘騒ぎになるだろう。

しかも、これはクルドの独立国家の意味を込めた色だ。このユニフォームで試合会場で目立つ行動をして、この色の旗を振ると言うことは、それだけで政治的な示威行為だ。明らかに、Jリーグ、また埼玉スタジアム、浦和レッズのルールに違反している。

写真1と2を見れば、クルド人の行為は異様と分かるだろう。

事件の概要2-「人種差別チーム」とクルド人がレッズを侮辱

当日、クルド人らとは別の場所で試合を観戦し、後日関係者から説明を受けた諸井真英埼玉県議会議員(埼玉県議会サッカー振興議連会長)、また目撃者による事件の概要は次のとおりだ。

試合開始の1時間前に、クルド人約20人がレッズサポーターの集まる北ゴール裏にやってきた。大半はFCクルドのユニフォームを着ていた。そのうち大人は11人、子供は9人だった。日本人女性もいたとの証言もあるが、定かではない。

彼らは旗を広げようとしたので周辺のサポーターが、警備員に通報した。警備員の降ろしてという要請を聞かないので、レッズの職員も駆けつけた。しかしクルド人が拒否をして騒ぎ出し、その際に「人種差別だ」「人種差別チーム」との暴言を繰り返した。これはクルド人による浦和レッズと職員への名誉毀損、カスタマーハラスメントだ。

レッズ側は、旗を下げることに加えて、衝突を避けるため、サポーターの集まる場所ではなく、柏側の応援団と、レッズ応援団の間にある緩衝地帯に移ることを提案した。それをクルド人らは拒否した。

次にレッズ側はメインスタンドの一般席より値段の高い指定席を20人分用意し、そこに移るように提案したが、それも拒否した。そこで警戒していた警察官が呼ばれた。クルド人は一般席を離れ、説得に応じず騒ぎ続けたが、14時55分ごろ「人種差別チーム」などと、レッズ側を挑発し喚きながら帰ったという。

ところが、その直後に子供9人が大人と戻ってきて、試合を見たいと言ったので、子供だけが、レッズ側の用意した指定席で観戦した。ごね得のようで、後味が悪い。

産経新聞の取材に、レッズは「クルド人であることが理由ではなく、禁止事項については誰に対しても同じように対応している」と話した。

ここまでクルド人側が挑発的な行動をしたのに、サポーターは冷静で、日本人側から衝突、人種差別的暴言などはなかった。レッズには、このことをJリーグにも説明している。経営会社、サポーターの対応は適切だったと評価できる。

(下は25年3月5日午後配信予定、クルド人の異常な行動の理由を推測する)

石井孝明
経済記者 with ENERGY、Journal of Protect Japan 運営
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メール:ishii.takaaki1@gmail.com

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3 件のコメント

  1. 米島弁 より:

    色々と思いを巡らして複数の草稿を用意しましたが、まあ、なんというか…、結局、理屈っぽい話は投稿する気になりませんでした。フラッグの件、「そんなことは止めなよ」と言う同胞はいなかったんですかねぇ。報道を知って、マズいなぁと思うクルド人や日本人の奥方は?実は以前、在日クルドと縁のある日本人の女性と少々ぶっちゃけた話をしたことがあるのですが、こんな時、彼女はどう思ってるのかなぁ?

  2. 一小市民 より:

    言いたい事が渦巻き過ぎて逆に言葉を失うと言うか・・・本当に何から何までどこまでやりゃ気が済むのかと。

    • 浩沼静夢 より:

      日本を滅ぼすまで止まらないでしょうね・・・あいつら「日本人は『差別だ!』に弱い」と朝公や支那畜に入れ知恵されて面白がってやってんですよ。与えられた小動物を殺すまで玩具にする知障のガキと同じです。

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