「泣き寝入りした県民を代弁」「責任を明確化」―クルド人暴力で刑事告訴の県議、市議ら会見

目次
「差別、排外主義の意図は全くなし」
埼玉県警武南署の敷地内で今月2日、県議や川口市議らの車を在日クルド人らが取り囲んで怒声を浴びせ脅迫した事件で、刑事告訴をした県議、市議が7月1日に市議、県議ら3人が国会内で記者会見を行った。
会見をしたのは、刑事告訴をした奥富精一川口市議会議員(自民党)、高木功介埼玉県議会議員(さいたま市浦和区選出)、さらに同日の視察には参加したが事件に巻き込まれなかった諸井真英埼玉県議会議員(羽生市)も出席した。
高木県議は「問題の責任の所在を徹底的に明らかにすることが刑事告訴の目的。脅迫を受けても逃げるつもりはない」と刑事告訴の目的を述べた。埼玉南部の日本人住民は、クルド人や外国人による迷惑行為を受けながら、脅され、嫌がらせを警戒し、刑事告訴、責任追及を断念する例がある。奥富市議は「埼玉県民を守るために、またクルド人、外国人の違法行為に泣き寝入りしてきた住民の思いを込めて踏み切った」と語った。
刑事告訴の内容は、監禁、暴行、公務執行妨害という。そして高木議員は「私たちは、外国人差別、排外主義の考えは全くない。埼玉県民の安全、安心な生活、そして適切な外国人との共生を考えるために活動している」と強調した。

警官にもクルド人が暴行、甘い対応
事件の概要は以下の記事参照。「クルド人、埼玉県議らを襲う-県議会は暴力におびえ、報告会見を妨害」
上記の記事に加えて、法廷では緊迫した事件の状況が明らかになった。議員らを囲んだのは車3台、4−5名のクルド人で、議員らに中指を立てた男の日本人妻もいたといい、犯人はほぼ特定されている。公開された映像では、クルド人が止めに入った日本人の警察官を押して突き飛ばす場面もあった。そして大声で意味不明の言葉を叫んでいる。状況はかなり危険なものだった。諸井県議は、「なぜその場で警察が逮捕しないのか理解できない」と話した。私も同感だ。
議員らはヤード視察後に5キロにわたって煽り運転をされ、110番通報をした埼玉県警武南警察署に逃げ込んだ。しかし武南署は構内にクルド人の侵入を許し事前に準備もしていなかった。止めに入った警察官はプロテクターなどの防護措置もしていなかった。埼玉県警のクルド人問題への認識の甘さが示された。県警はこの対応を「当時の判断は適切だった」と、県議らに事後的に説明したという。埼玉県警は、動きが鈍すぎる。
県議会使用中止、議会事務局の判断は不明
また県議会が、3人の記者会見に使う部屋の使用中止を突然取めた問題について、諸井議員が説明をした。県議会が6月26日に使用を止めたことで、国会議員会館で7月1日に行うことになった。諸井氏は会見前日に議会事務局の立ち会いで下見を行ったのに、唐突に中止の連絡があったと述べた。政治圧力はあったのかという記者からの質問に、「議会事務局は白土幸仁県会議長に話を聞いたことは認めたが、それ以外にはないと言っている。わからない」と諸井議員は述べた。
諸井議員は、表現の自由また議員の広報活動の妨害があり、公共物の利用を差し止めることを認めない判例が積み重なっていることを、議会事務局に質問した。事務局は、議会堂は公共物ではなく「庁舎内の施設」と述べ、議員活動の侵害に当たらないと、かなり無理がある答弁をした。一連の対応は、かなり不自然だ。
私は前述記事で述べたように、これは埼玉クルド人問題を矮小化したがっている埼玉自民党県議団と田村琢実県議団長(さいたま県見沼区選出)、田村氏と近い白土議長議員の嫌がらせ、政治圧力によるものと推測している。
クルド人を擁護し、笑われる東京・神奈川新聞の記者たち
質疑応答では、一部の記者が「クルド人を盗撮していないのか」「クルド人への差別や偏見が拡大している。責任をどう感じているか」「クルド人は住民で、政治家は共生の取り組みをしろ」といった質問を繰り返し、会見は1時間40分に及んだ。クルド人・外国人を擁護する活動で知られる東京新聞の池尾伸一記者、神奈川新聞の石橋学記者、またフリーと称する高齢の男(元社会民主党機関紙の社会新報の記者らしい)だった。議員らは誠実に答え、質問を全て否定し、「埼玉県民の安全を守る、不法行為をして日本社会に迷惑をかける外国人を取り締まろうとしているだけだ」と述べた。しかし、この自称記者らは「演説」を行った。
この放送はニコ生、ユーチューブで生放送されていたが、コメントは「会見のハイジャック」「社会の迷惑」「県民の意見を取材したことなさそう」など、これらの記者に対する批判一色だった。私は彼らに聞こえるように「何を間抜けなことを言ってるんだ」「演説やめろ」「次の質問いきましょうよ」とつぶやいたが、その音声が拾われてしまった。記者会見の趣旨に反する感情的な行為をしたため、視聴者、会見主催者に申し訳ないと思う。しかし私のコメントの賛成意見が大量に放送で流れていた。
会見には、記者のほかに川口市民も参加。「クルド人の問題をこじらせているのは、あなたたちジャーナリストの皆さんです」と訴えると、記者たちは黙って聞いていた。
声をあげる人を守り、外国人共生の仕組みづくりを
まとめで出席議員は次のように述べた。高木県議は、「命の危険がある。カッコをつけるつもりはないが、政治家として有権者の付託を受けた以上、その怖さを押し殺し、問題に向き合い解決していく」と述べた。
奥富氏は「地域が困っている一つ一つの問題に見て見ぬふりをし、差別やヘイトという言葉を覆いかぶせるのではなく、それぞれ問題を解決していこうとする先に、外国人との真の共生というものはようやく語れるようになる。埼玉県の外国人問題は、その段階に至っていない。まず法の適切な執行をしてほしい」と述べた。
諸井県議は、「われわれも埼玉県民の間にも、差別という考えは全くない。外国人がルールを守ることが、多文化共生社会の前提。法に基づき、その実行を社会、行政、警察や司法機関に求めていく」と述べた。
いずれも適切な意見であろう。埼玉の有権者の皆様、日本国民は、このように身の危険を顧みずにクルド人・外国人問題に向き合う政治家を守って支持してほしい。議員と知って攻撃するのは、その人たちを選らんだ日本の社会、そして民主主義への攻撃である。そして外国人問題で、声をあげる人、立ち上がる人を、「差別だ」「ヘイトだ」と言って黙らせてはいけない。こうした政治家や、意見をもつ人と共に、外国人に対する適切な法適用、公正な制度づくりを行うことが、適切な外国人共生社会を作る。
石井孝明
経済記者 with ENERGY、Journal of Protect Japan 運営
ツイッター:@ishiitakaaki
メール:ishii.takaaki1@gmail.com
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3 件のコメント
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頑張ってください。 -
「史上最悪の麻薬」と呼ばれるフェンタミルが中共主導で日本に持ち込まれている事が明らかになりました。PKKの資金源が麻薬である事も既に周知の事実です。犯罪外国人と結託して日本を滅ぼしたい勢力が居ます。
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河合ゆうすけ氏クルド人に殴られ負傷
https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/202507040000588_m.html
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