NHKがテロや殺人未遂事件に関係する在日クルド人を支援、取材、報道、大炎上

NHKがETV特集で「フェイクとリアル：川口クルド人問題の真相」という放送を4月6日に行った。内容はひどいものだった。トルコ政府がテロ組織関係者とした2人、日本国内での殺人未遂事件の関係者などが登場し「クルド人は被害を受けている」と騒いだ。NHKは犯罪者やテロ活動を支援している。

この番組はネットの批判で「大炎上」し、逆にクルド人とNHKの評判を下げている。読者も、視聴する必要はないが、「NHKは変だ」と声を上げてほしい。それが埼玉クルド人問題の解決につながる。

日本人を助けないNHK

番組の内容は、見る意味がないものだ。いつものリベラルメディアの「クルド人がかわいそう」という話の繰り返しだ。別メディアに何度も出てくる日本語の話せるクルド人、日本人支援者、最近関与を始めた人権派弁護士が登場して「日本人が悪い」と繰り返す。クルド人支援者、人権派弁護士のシナリオ通りに、番組を作ったのだろう。

このようなクルド人の取り巻き日本人たちを、私は自著「埼玉クルド人問題―メディアが報道しない多文化共生、移民推進の真実」で、「5章・問題をこじらせる人々」という章を設け、たっぷり批判をした。奇妙な独りよがりの善意か、金や政治的な利益のために彼らは動く。

NHKは、自警団や過激デモなど、クルド人に極端な行動をする日本人を登場させた。クルド人の行動に困る埼玉県民、問題解決に取り組む政治家の話を聞かなかった。

メディア界では、クルド人問題を最初に伝え、広く知らせたのは、私、石井孝明だ。私はクルド人に殺害予告、嫌がらせを繰り返された「被害者」でもある。そして埼玉クルド人問題の情報を大量に持っている。ところがNHKから私に取材申し込みはない。本当のことを指摘されて、NHKが作る「物語」を否定されるのが怖かったのだろう。

埼玉クルド人問題とは、不法滞在・偽装難民の疑いのあるトルコ国籍のクルド人の迷惑行為や犯罪に、埼玉県民が困っているという話だ。それを取り締まればいいだけの単純な問題である。しかしそれが不思議なことになかなか行われない。ここで問題の原因であるクルド人を助ける必要はない。

NHK側にどのような意図があったか不明だ。しかし活動家仲間と組んで情報をもらい、偏向した内容にする下手な取材と報道は裏目に出て、大変な批判に直面している。

登場クルド人は「テロ組織」「殺人未遂事件」の関係者

トルコ政府は23年11月に、日本クルド文化協会（埼玉県川口市）と他1団体、在日クルド人6人をテロ組織関係者として資産凍結措置をした。このテロ組織は明示されていないがPKK（クルド労働者党）だろう。（記事）危険な組織でクルド人国家の分離独立を主張し、1980年代からのテロと武装闘争で、トルコ国民4万人が死んだ。

NHKはそれらの6人のうち2人を登場させ、「クルド人は差別されている」と主張させた。そのうち1人は24年２月の川口市、蕨市内の日本人によるデモで「日本人死ね、精神病院に行け」と喚いた。さらに私の前で「PKKを支持する」と明言した。また2人は埼玉で政治活動を行っている。また上記の協会の主要メンバーだ。NHKはその事実を示さなかった。ちなみに、この2人は私に対して、民事でのスラップ（嫌がらせ）訴訟をしている。名前は明示しない。

また以下は私の取材による。少し回りくどい言い方になり、読者の方には申し訳ない。番組で「差別だ」と喚いたクルド人男性の中の1人は、23年7月のクルド人が女性がらみでナイフを使った乱闘を起こした時に、殺人未遂容疑で近親者が逮捕された人物と推定される。この事件では逮捕された7人は全員が不起訴になった。さいたま地検は理由を公表しなかった。被害者と加害者の氏族が、川口市立医療センター前で暴動を起こし、その病院機能を5時間半止めた。

この男性の近親者と思われる事件に関係した主犯格の2人が強制送還となった。この男性も罪に問われた可能性がある。在日クルド人の中には、迷惑や犯罪行為を繰り返し、クルド人にも敬遠される氏族が5つある。私は彼らのマフィア化を懸念している。その中の一氏族の男だ。誰かは明示しない。

重要な問題点を無視するNHK

NHKは埼玉県民に取材せず、このようなおかしなクルド人らに発言の機会を与える。NHKは、テロ組織関係者や犯罪者を支援している。そしてこれらのクルド人たちも、メディアに出る思考が変だ。

さらにNHKは、以下の重要な問題を強調していない。トルコ国籍の在日クルド人の大半は偽装難民・不法移民の可能性が高い。さらに川口市民は、クルド人の迷惑、不法行為に直面している。自衛のため、警察に告発するために、彼らの行動を撮影し、問題視している。それを「ヘイト」というのはおかしい。

さらに根本にある国と県の政策の問題を取り上げない。埼玉県警が犯罪者取り締まりに積極的でなく、国と政治家が彼らを送還せずに放置しているから埼玉クルド人問題が深刻になり、県民は怒っている。存在しない「ヘイト」で埼玉県民を攻撃するのではなく、日本の仕組みを自壊させる、動かない政治家と国を批判するのが報道のするべき行動だ。

在日クルド人がパニック、しかし彼らに責任

ただし番組で一点だけ参考になった。クルド人が日本に住むことに、不安と恐怖を覚えているという点だ。特に撮影を怖がっている。私はその不安感を知っていたが、上記番組で改めてそれを認識した。それは気の毒に思うし、日本人は彼らを過度に脅かす行為はやめるべきだ。

しかし実際には、日本人がクルド人に行う威嚇や犯罪よりも、クルド人が日本人に行うそれらの行為の方が多い。実際に私はクルド人による脅迫被害者の一人だ。さらに彼らは被害者意識が強い。また被害を強調するしたたかな人たちだ。彼らに過度に同情して、問題解決で配慮する必要はない。

そしてパニックを起こしたことは、在日クルド人自身に問題がある。クルド人は、大半が日本語の読み書きができないまま日本にいる。また大半が教育を受けていないし、日本のことを学んでいない。そのためにこの21世紀の日本で、情報の上で孤立している。閉じた世界で口コミに踊らされ、噂話が大好きだ。

そのために彼らは日本人が世界でも稀な、人種問題に寛容で外国人に優しいな民族であることを知らない。欧州と違って、実際にクルド人に対する犯罪や暴力行為、他の外国人へのヘイトクライムは、ほぼない。在日クルド人のようにここまで暴れたら、欧米ではその国の極右が反撃して、双方に死者が出ているだろう。在日クルド人は、勝手に恐怖感を抱き、パニックを起こしている面がある。

そうであるならば、日本政府は在日クルド人に、トルコへの帰国をうながすことが人道的な行動だ。帰国しても、本当のテロリスト以外に、在日クルド人は逮捕されない。トルコはクルド人迫害政策などしていないからだ。

雑音をなくし、粛々と解決を

そして読者にお願いしたい。萎縮することなく、迷惑や不法行為をするクルド人や外国人を警察や行政に告発してほしい、必要あれば身の安全を確保した上で、写真・映像に撮り、合法の範囲で公開し、告発の証拠にしてほしい。NHKのデマ報道に萎縮する必要はない。私も報道の立場から、その活動に協力する。そしてNHKのこの放送を、政治的問題にするように働きかける。読者も協力してほしい。彼らが黙れば他のメディアもデマ報道はしなくなるだろう。

この問題で私たちが目指すべき方向は、「日本に平和な生活を取り戻す」である。それには事実を示し、世論と政治家、行政、警察を取締りのために動かさなければいけない。在日クルド人や外国人の法的立場は、建前の上では弱い。法務大臣は、外国人の在留許可を取り消す権限がある。不思議なことに、日本の入管は人権配慮のためか、この権限を積極的に行使しない。証拠と情報で政府を動かすのだ。

石破茂首相は、「ルールを守らない外国人と共生はできません。そのような方々に日本に居ていただかないようにするのは国の責務」（2月21日、衆議院予算委員会）と明言する。粛々と首相の言葉通りの政策を国は進めてほしい。

またNHKなどの変なメディアや取り巻き日本人が、デマを流せない社会の雰囲気を作りたい。彼らの言論の自由は認めるが、社会で孤立させるには、正確な情報で彼らのデマを無力にしなければならない。黙ることなく、埼玉クルド人問題、外国人問題で、「おかしい」「埼玉県民、日本人を守れ」「不法滞在は犯罪をする外国人は強制送還せよ」と声を上げ続けよう。

追伸・4月9日に、この番組は、部分放送がNHK＋というサイトで削除され、同日の再放送も止まった。人々の批判が影響した。批判をした埼玉クルド人問題を真面目に考える人々に感謝を申し上げると共に、事実上の税金を使ってデマを流し、この問題を混乱させたNHK関係者に責任を取らせたい。解雇まではいかなくても、番組制作からの追放だ。

石井孝明
経済記者 with ENERGY、Journal of Protect Japan 運営
ツイッター：@ishiitakaaki
メール：ishii.takaaki1@gmail.com

Amazonの販売ページはこちら

ニュースレター、「日本の国益を考える経済ニュース解説－記者・石井孝明と共に」を始めました。ぜひ登録ください。