川口のクルド人ら、記者・石井を「人権侵害だ」と提訴-石井は反撃、支援を要請
埼玉県南部でトルコ国籍のクルド人の一部が犯罪や迷惑行為を行なって、地域住民との軋轢が表面化している問題で、同市内などに住むクルド人10人、日本人妻1人が19日、X(旧ツイッター)への投稿で名誉を傷つけられたとしてフリージャーナリストの私、石井孝明氏を相手取り、500万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしたという。かなり異常な行為だ。代理人弁護士は、左派の政治訴訟を多く手がける岩本拓也弁護士という。
目次
訴訟の内容
20日時点で訴状はまだ到着していない。私は23年5月から、月刊誌やインターネット上でクルド人と川口市民をめぐる問題の記事を書いていた。メディアは、私の報道まで、この事件を伝えなかった。
クルド人による問題行為は、夜のタムロ、セクシャルハラスメント(ナンパ)、ゴミ捨て、クルド人同士の刃物を持った殺し合い(昨年7月)、車の暴走行為、クルド系テロ組織PKKの露骨な活動など、異常なもので、川口市民、埼玉県民は、恐怖を抱いていた。ところがクルド人は行動を全く改善しなかった。今も問題行為は続いている。
昨年9月には市内在住のクルド人が川口署内で署員に対し、私を「殺す」「ここに死体を持ってくる」などと脅迫したとする容疑で逮捕され、不起訴処分となっている。
原告側は、石井氏のXへの投稿について「事実に基づかない誹謗中傷により、在日クルド人の社会的評価が一方的に低下させられている」などとしている。
テロ組織関係者によるスラップ訴訟-トルコ大使館に報告へ
この行為は異様だ。数ある問題点のうち、3つほど指摘しよう。
第一の問題だが、私は自分で名誉毀損をしたとは思っていない。私は自分の取材、埼玉県民、クルド人からの情報提供、そしてトルコ政府公開の情報を編集したものしか公開していない。そして人種憎悪、差別を煽ったことはない。法に基づき、不法滞在外国人を強制送還し、外国人犯罪の実態を伝えただけだ。
そして私は人権の保護、クルド人児童への攻撃を強く批判してきた。なぜ批判をされるか不思議だ。
「外国人を差別してはいけない-在日クルド人への嫌がらせが発生」
第2の問題は、原告側の立場の正当性についてだ。
上記ワッカス・チョラーク氏は、トルコ政府によって訴追され(罪名不明だが、私の出演したネット番組で認めた)、昨年11月には、PKK関係者としてトルコ政府に資産凍結措置を受け、公開されている。訴訟の会見写真がメディアで掲載されていたが、このうちチョラーク氏を含め3人が、PKK関係者として資産凍結措を受けたと、トルコ政府が発表している。またチョラーク氏自身による「日本人死ね、日本人死ね、精神病院に行け」と叫ぶ動画が拡散している。
また同席したワッカス・シカン氏は、日本人に中指を立てている。この人も、PKK関係者として、トルコ政府に資産凍結措置を受けた。
原告10人のクルド人の一部はテロ組織関係者とトルコ政府が指摘した人物であり、日本の正規滞在資格があるかどうかも疑わしい。クルド人の多くは、難民と嘘の申請をして日本に居残り、解体業に不法に働いている。そうした立場のクルド人が、日本人記者を訴えることはおかしい。
私は、訴状が届いたら、原告らの一連の行為をトルコ大使館、東京出入国管理局在留審査部に連絡し、在留資格の見直しを求める予定である。また知人の政治家にも、協力をお願いする。
第3の問題は、これは典型的なスラップ訴訟(嫌がらせ訴訟)であることだ。在日クルド人の問題を報道するメディア・記者は、産経新聞以外、ほとんどいない。その数少ない一人が私、石井孝明である。私はボランティアで、取材してきた。その私は当然、訴訟のために行動が抑制されてしまう。在日クルド人を巡る情報の流通が抑制され、埼玉の人々の声を広げる人がいなくなってしまうだろう。難民を自称するのに民事訴訟の金を払うとは、なんとも裕福な人々だ。人権救済よりも、記者を黙らせ好き勝手をするという政治的な意図を狙った訴訟だろう。
日本国民への支援要請
クルド人たちはわざわざ司法記者クラブで記者会見をしたらしい。私は以下の文書を送った。最後にはこう書いた。
「原告にこの異様な行動の撤回を求めます。そして日本社会との共生を願うならば、争いではなく、記者を攻撃するのではなく、日本の法律やルールに従うことを求めます。
さらに外国人問題を不安に思う、迷惑を受けている日本人の皆様にご支援を求め、共に外国人からの不当な行為に立ち向かうことをお願いします。」
この通り、皆様の支援はありがたい。また裁判の支援も募集する。メールをいただければ、特に隠すことはないが、その方々に、結果は報告する。
SBI新生銀行本店(店番号400)
口座番号 普通 1603431
イシイ タカアキ
(追伸、一夜明けの20日朝時点で、訴訟で最大限かかりそうな150万円を超えた。積極的には支援をお願いしない。ただ、これまでボランティアでクルド人問題の取材を重ねてきたので、それの支援という意味ならありがたくいただく。いただいた方に、お礼をしてきたが、数が多すぎ、この文章で代えさせていただく。本当にありがとうございます。)
正義は勝たなければならない。日本人の生活を守るために、スラップ訴訟で脅す、外国人に私は負けるつもりはない。
石井孝明
経済記者 with ENERGY運営
ツイッター:@ishiitakaaki
メール:ishii.takaaki1@gmail.com
ご支援のお願い
13 件のコメント
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川口・蕨市の現状を伝えてくれてありがとうございます。
少ないですがcodocサポートしました。 -
ご苦労様です。
一人でも多くの国民に”事件”を知ってもらうことも大事かと思います。
チャンネル桜に特集を組んでもらうのはいかがでしょうか。
さらには、川口クルドの問題を簡潔にまとめた資料を作成し、それを国会議員などから全国の首長に送ってもらうのも良いかもしれません(地方の多くの首長は川口のことを知りません)。自分の市が川口のようになるかもしれないのですから。 -
少しですが振り込みました。どうか日本人が安心して暮せる日本であります様に願っています。日本を守る活動、心より応援しています。お体にお気をつけ下さい。
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『私的憂国の書』ブログ記事により、本記事及び当該スラップ訴訟を知りました。
埼玉県警が不法行為をしたクルド人の検挙に腰が重い一因の一つに、クルド人の母国語の通訳の確保が困難であり、そのため起訴に至ることが困難という旨の報道を目にした事があります。であれば、埼玉県知事及び埼玉県議会を動かして解決するなどの方法も考えられます。
ただ、いずれにせよ一個人では到底無理な話でしょう。だからこそ、貴殿のような『事実』を『隠蔽することなく』報道するジャーナリストの存在こそが極めて重要かつ貴重と考えています。
埼玉県に住む一員として、ささやかながら応援します。 -
取材活動への支援として、些少ですが振り込みさせて頂きました。石井さんが敗訴するなどあってはなりません。応援しております。お体ご自愛ください。
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こんな土人どもに屈しないで下さい。
埼玉県、川口市の治安復興を切に願います。 -
素行の悪い外国人に対する、石井さんの主張は理解できます。しかし、原告側の主張も同時に気になりました。記事によると(事実関係が不確定な)「投稿によりクルド人の子どもも学校でいじめられるようになった。すぐやめてほしい」と主張されているそうで、もし投稿に起因するいじめが実際起こっているようであれば、親視点では、彼らが何か行動を起こすのは理解できます。
クルド人に素行が悪い人達がいるのは真実だと思いますが、「クルド人」というかなり大きな主語で文章を書かれていることで、素行の良い人たちにも悪影響が出ていると感じます。私自身も「日本人は素行が悪い」と言われたら、いい気はしないので…。
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難民でもないのに難民とか言ってた連中が本当の事言ってると思います?
後ろについてるのは嘘や盗みを誇りに思う国の連中ですし。
侵略者やテロリストにとって、言葉とは人を騙す為の道具なんです。
そしてずっと石井さんはクルド人全員に対してなんて言ってないですよね。
大丈夫ですか?
…っていうか、国籍お察しな方ですよね… -
「外国人を差別してはいけない――在日クルド人に対する嫌がらせが発生」(当サイト’23年8/8UP)は御存知ですか?Aさんが仰る「かなり大きな主語」というのは、言葉遣いや論旨を超えた一連の報道自体が及ぼす社会的インパクトに対する懸念ですよね?だとすれば、この記事に出て来ます。「親視点」に関しても、子供への嫌がらせに苦悩する親御さんの話があります。不満は残るかも知れませんが、石井さん側の回答になり得るかと…。
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国会議員や地域議員の力によって警察すら手が出せないこのおかしな状態で、クルド人を責めるな酷だ、というならいつ罰したり強制退去させられるんですか。
勝手に他所の国からやって来た異邦人に差別だ差別だと責め立てられているのは我々日本人側です。
「クルド人は地域の安寧を不穏にする存在のため国に帰ってください」これを叫んではならないと言うのなら日本人はいつ声をだしますか。
戦後、日本は隣国人でこれまでも同じ目に遭っているというのに、いつまでもクルドという腫れ物に触れるなというなら早いうちに乗っ取られて日本は無くなります。
クルド人は素行が悪い。事実です。 -
矢面に立ち、危険な思いをされていますね。私は石井さんのおかげで事実を知ることができています。そして日本を守りたいです。
今後とも応援いたします。 -
訴訟を知りコーデックから支援しました。メッセージ書くのを見落としました。頑張ってください。
-
微力ながら応援させてもらいます。
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